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独身貴族「カルさん」が音楽やアーティストについて独断と偏見で書きなぐっているブログ「カルチャータイム」です。否定も肯定も全てはアーティストへの愛を根底としています。

田中聖は現在もバンド活動を継続しているのか!?INKT は活動休止?

人気アイドルグループ“KAT-TUN(カトゥーン)”に属しながらも、その素行の悪さが問題となり、2013年9月に事務所を解雇されてしまった田中聖。そんな彼が1年の充電期間を経て、第二の人生として選んだ道が“バンド活動”だった。

 

KAT-TUNの田中が“再始動”すると、一部の音楽好きやファンの間で話題となったINKT(インク)だったが、デビューに先駆け行われたプロモーションの初期段階から、ネットなどでone ok rockのパクリと集中砲火を浴び、全身打撲のサンドバック状態での活動開始しとなってしまった。今思えば炎上商法的な狙いだったのかな?

 

そんな笑撃のデビューから数年の時が流れ、今では彼らへの批判的な声は大分薄れてきたが、残念なことにバンドとしての存在感も比例するように薄れてしまったのだ。

 

果たして彼らは現在も活動をしているのであろうか・・・・・?

 

本日はINKT について調べてみた。

 

INKT

 

目次

 

 田中聖が現在所属しているバンド“INKT”について

 簡単ではあるがINKT結成の流れと、ネットなどで叩かれている理由を紹介しよう。

 アイドルの枠から外れた男“田中聖”

 

@hyphen_geminipandaが投稿した写真 -

 田中聖といえば、超人気アイドルグループ“KAT-TUN”に所属していたのは有名な話である。

 

本来であれば、ジャニーズでは「元気」や「爽やかさ」を売りにしたグループが多いのだが、KAT-TUNに関しては「チョイ悪」をコンセプトとし、これまでにないアイドルグループとして売り出された。

 

事務所の狙いは見事に当たり、KAT-TUNはデビュー当初から注目され、多くのファンからの支持を受け瞬く間に知名度を高めていった。その後も彼らの躍進は続き、長い歴史を持つジャニーズの中で、「快挙」と言われる実績を多数作り、名実ともに一流アイドルグループとなったのだ。

 

しかし、そんな活躍も長くは続かなかった。同グループの中でも特に人気の高かった赤西が脱退。それ以上に事務所が予想外だったのが、田中の素行が想像以上に悪かったことだ。

 

今回、KAT-TUNが掲げコンセプトは「チョイ悪」だったのだが、それらはあくまでコンセプトであり演出なのだ。田中のように私生活まで「悪」くする必要はなかったのである。

 

素行の改善を幾度も求められた田中だったが、改善の余地が見られなかったため2013年9月に、事務所から契約を解除されてしまう。平たく言えば「クビ」にされたということだ。

 

アイドルという枠では納まれなかった男、田中の誕生である。

 

 田中聖の第二の人生は“バンドマン”

 

@hyphen_geminipandaが投稿した写真 -

アイドル解雇後、1年間の充電期間を経て田中はミクスチャーバンド“INKT ”を結成する。

INKT メンバーには元HIGH and MIGHTY COLORのベースとドラムが参加しており、筆者の初見の感想は「結構、曰くつきだね」だった。

 

HIGH and MIGHTY COLORといえば、元々はへヴィメタルバンドとして活動していたバンドに女性ヴォーカルを後付けし、メジャーデビューを果たした「リノベーションバンド」である。

 

女性ヴォーカル・マーキーの力強い歌声と楽器隊のへヴィなオケが世間から支持され、1stシングル「PRIDE」は見事ヒットし、HIGH and MIGHTY COLORは華々しくデビューを果たす。

しかし、6THシングルの「一輪の花」以降はヒット作品に恵まれず、2010年「音楽性の違い」を理由にバンドを解散する。

 

その後、業界に翻弄されるHIGH and MIGHTY COLORの2名は、新たなヴォーカル・田中と出会いバンドを結成することとなる。

 

上記に関しては、田中とハイカラ・メンバーの接点があまりになさすぎるので、マイファスのヴォーカル・hiroのパターンを筆者は予想している。要は技術力の高いプレイヤーを集め、注目度の高いヴォーカルをはめ込む手法である。

 

なぜINKTは叩かれてしまったのか

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 多くのリスナーが注目した田中のINKTとしての活動。そのスタートを飾る記念すべき楽曲「Trigger」はネットにてpvの先行配信がおこなわれたのだが、それらは悪い意味でINKTの名前を広げてしまったのだ。

 

配信当時の感想は「田中の髪型がtakaにそっくりだ」「歌い方がtakaのパクリだ」「プロモがワンオクに似ている」「アーティスト写真がそっくり」などONE OK ROCKと比較されることが非常に多く、「パクリバンド」としてINKTは盛大にネットで叩かれてしまう。

 

筆者の印象としては、風貌や歌い方、pvで見られるパフォーマンスはワンオク風味と言われても仕方がないが、のちに配信された完全版のpvを見てみると、楽曲に関してはワンオクの「パクリ」まではいかず、「よくある感じ」で片付けられる問題ではないだろうか?ただ全体的に楽曲が「しつこい」イメージが強い。特にオケが。

 

まとめると、田中の経歴(ジャニーズ出身)や風貌、パフォーマンスやアーティストイメージ写真などが似ており、ショートバージョンのpvにそれらが全て詰まっていたことが叩かれる原因となってしまったのだろう。

 

楽曲自体は「パクリ」ではない可能性が高い。

え?それって結局「パクリ」ってことにじゃないの?って質問だけは勘弁してください。

 

そんな彼らのデビューアルバムの初週セールスは3800枚位と言われ、結構話題になった割には・・・という結果となった。

 

2015年に発売されたミニアルバム「サイサリス」では、ワンオク風味は感じられず、多くの田中ウォッチャーを落胆させられた。

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INKTは現在も活動を継続しているよ!!

2015年には海外でのイベントにも出演したINKT

2015年7月には ブラジルで開催された「Anime Friends2015」にINKTは出演し、初となる海外公演をおこなった。今回のイベントではブラジルのアニメファンが多く参加したため、サービスとして「紅蓮の弓矢」のカバー披露した。

 

同年11月にはシンガポールで開催された音楽フェス「SKECHERS SUNDOWN FESTIVAL2015」に出演し、4000人のオーディエンスを熱狂させたとのこと。

 

2016年海外アーティストINSOLENCEのJAPAN TOURに出演

 

@hyphen_geminipandaが投稿した写真 -

2016年には海外アーティストのJAPAN TOURしたINKT。

何気にINSOLENCEもよく来日している気がするが、まさかINKTとツアーを回るとは・・・

 

筆者が学生だった頃はミクスチャーブームと言われていた時代で、当然INSOLENCEもそれなりに人気があったのだが、Linkin Parkの圧倒的な人気の影に隠れてしまった印象が強い。

 

その他にもINKTは、国内のミクスチャーバンドとフェスなどで競演しており、シーンに着々と根を張りつつあるのだが、アニメ路線にいきたいのか?ハードなラウドなミクスチャーにいきたいのか?やや迷走している感もある。

 

2016年9月には待望のニューアルバムがリリースされる

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2015年に発表された「サイサリス」以降、新しい楽曲の発表がなかったINKTだが、2016年9月に待望のニューアルバムがリリースされることが決定した。

 

今回の作品も、多くのネットユーザーが注目していると思われるので、是非ともその期待に応えてくれることを願っている。

 

ネット炎上あってこその田中だ!!

 

皆さん、田中聖は現在も“Koki”としてバンド活動を行っているので、温かい目で見守ってあげて欲しい!!