culture time

独身貴族「カルさん」が音楽について色々言ってるブログ。時間つぶしのお共にどうぞ。

『こち亀』連載終了を信じたくない私の戯言

スポンサーリンク

どんな作品にもいつかは終わりがやってくる。そんなことは当然だ。

 

ここ数年で『少年ジャンプ』を代表する『NARUTO -ナルト-』や『BLEACH』などの、長期連載の人気漫画が次々と完結を迎えた。

 

そんな話題もまだ記憶に新しい中、まさかのニュースが舞い込んできた。

 

少年ジャンプを黄金期から支え続ける『こちら葛飾区亀有公園前派出所』略して『こち亀』が、記念すべき40周年迎える2016年9月に連載終了を迎えると発表されたのだ。

 

それは、筆者が幼少から共に過ごした友人を失うことを意味している。

 

こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集 〔ANIMEX1200シリース゛ 163〕

 

目次

 

 

 

40周年を迎える2016年最終回を迎える『こち亀』

それでは公式に発表されている内容や筆者の考察を紹介しよう。

作者・秋本治(あきもと おさむ)氏の『こち亀』終了に関するコメント

コミック カメダス こちら葛飾区亀有公園前派出所 2001年春号 (週刊少年ジャンプ特別編集 5月30日増刊号) [雑誌]

 

秋本氏は「びっくりさせて申し訳ない」。体調面での理由ではなく「終わっちゃうのは悲しいがおめでたいこと。200巻で区切り。この機会を逃すと中途半端になる。おめでたい時に終わるのが一番かな」。「このおめでたい日に自分の口で発表したかった」と語った。

 引用URL

こち亀 40年にわたる連載終了発表、秋本氏「びっくりさせ申し訳ない」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

 現在ではネタバレなどの雑誌が発売する前に、ネットを中心に情報が漏れてしまうことが多い。そういった内容を自らファン達に伝えたかった秋本氏の心使いのため、今回のような急な発表になってしまったと考えられる。

 

作品からもわかるとおり、綿密に取材を重ね妥協を許さない職人肌の秋本氏だからこそ、中途半端な形で継続するのではなく、記念すべき40周年に発売される200巻を区切りに選んだのだろう。

 

 

 

8メートルの超大作『神田明神奉納こち亀絵巻』

VS.こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー

 先日、神田神社で奉納式が行われた『神田明神奉納こち亀絵巻』は、全長8メートルにわたる作品となり、両津勘吉の成長と東京の情景などが過去から現代まで描かれているとのこと。

 

作品は「神宝」として永年奉納される。秋元氏が40年に渡り描き続けた東京の情景が歴史的に重要と評価された結果である。

 

できることなら今後も、秋本氏が見た“東京”を書き続けてほしかった。

終わるに終われない長期連載を終了に踏み切った

ゴルゴ・ジャズ~男は黙って・・・ビッグ・バンド13

 

長期連載で有名なゴルゴ13の作者さいとう・たかを氏も「連載があれだけ長くなると、作品が自分のものではなくなるので、やめるにやめられなくなるものなんです。」とコメントしているように、長期連載される作品の影には支えてくれる多くのファン達がいる。

 

そのため、連載の年数が伸びれば伸びるほど苦楽を共にしたファン達のためにも、作品を簡単に終わらせることができなくなってしまう。そんな難しい決断を、今回秋元氏は選んだのだ。

 

スポンサーリンク
 

 日常を舞台にするからこそ作品は受け継がれ続いていく

サザエさん音楽大全

『ドラえもん』や『サザエさん』のような国民的な人気作品は、作者が亡くなった後も引き継がれる形で作品が続けられている。(漫画ではなくTVアニメとしてとなるが)

 

ここ最近の例では2009年に作者の臼井儀人氏が亡くなられた『クレヨンしんちゃん』も、元スタッフがバトンを渡される形で作品は継続し、現在も『新クレヨンしんちゃん』として生き続け多くのファン達を喜ばせてくれている。

 

これらの作品は全て日常を舞台とした1話完結のストーリーを主としているため『NARUTO-ナルト』や『BLEACH』のように多数の人物が絡み合う複雑なストーリーの作品とは違う。

 

そのため、物語の進行するうえで主人公のキャラさえ立ってしまえば、作者の存在がなくとも継続は可能だと思われる。

 

上記に関しては作者様に対して、やや言い方が悪くなってしまったが、日常を舞台にした作品にはいくつかのメリットがある。

 

  • 人気が高く、長期連載化しているストーリー性の高い作品は、やめるにやめれない状態に陥ってしまうと内容が希薄化してしまうことがある。『BLEACH』などはネットなどでこういった意見が多く、作者の意図しない評価となってしまっているが、日常を舞台にした作品は1話完結なのでそういったことがない。

 

  • 続き物の作品は途中から話を理解することが難しい。長期連載の作品になれば過去の登場人物や設定を理解するのが非常に困難である。1話完結の作品は主人公さえ知っていれば、特殊な設定などが少ないため気軽に見ることができ、時代が流れても多くの層に楽しんでもらうことができる。

 

  • 過去事例でもあるように、主人公のキャラさえしっかりとしていれば、作者の関与が少なくとも作品は生き続けられるので、ファンたちは安心して作品を見ることができる。しかし、尾田先生に何かあった場合『ワンピース』は未完という結末になってしまう可能性が高く、多くのファンたちは失望するだろう。

 

今回連載を終了することとなる『こち亀』に関しては、上記作品のような国民的な人気も十分あり、日常を舞台にした一話完結のストーリーを主体としている。

 

さらに、秋本氏が社長を務める、自らのアシスタントを社員とした“有限会社アトリエびーだま”の存在もあるので、秋元氏は監修という立場で連載を継続することは可能だったのではないかと思われる。

 

しかし、『こち亀』の作品の特徴としてあげられる“マニアックなネタ”や“特徴的なキャラクター設定”の取り扱いに関しては、やはり秋元氏でなければ作れないネックがあったのかもしれない。

 

筆者のワガママでしかない意見だが、できることならば今後も何らかの形で『こち亀』を続けてくれればと願っている。

      スポンサー広告