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独身貴族「カルさん」が音楽やアーティストについて独断と偏見で書きなぐっているブログ「カルチャータイム」です。否定も肯定も全てはアーティストへの愛を根底としています。

「KNOTFEST JAPAN2016」にButcher Babiesの出演が決定。ちょっと予想外

女性教師、女性店長、女性運転手、女性乗務員。なんとも「女性」という文字がつくだけで簡単に艶やかさかが演出され、なんとなく悪い想像をしてしまうのは筆者だけだろうか?

 

そんな不純な思想の持ち主である筆者に「女性アーティスト」なんて言ってみようもんなら「ハイ!大好物です!」なんて返答を脊髄反射でおこなうだろう。

 

しかし、今年開催されるSlipknot主催のダークカーニバル「KNOTFEST JAPAN」では、そんな筆者の「甘美な妄想などデストロイするような女性アーティストが選出されたのだ。

 

それでは本日はノットフェス・ジャパンに出演するButcher Babiesと、筆者が出演予想をしていた女性アーティストなどを紹介しよう。

 

 

 

全ての出演アーティストが出揃った「KNOTFEST JAPAN2016」

ノットフェス・ジャパン2016

夏の屋外フェスシーズンも終わり、日に日に注目が高くなっているKNOTFEST JAPAN2016。(以下ノットフェス) 先日、全ての出演アーティストの発表が出揃い、フェスとしての全貌が明らかになった。

 

昨年開催された「Ozzfest Japan」では、1日目はニューメタルやオルタナティブ・ロックなどの若年層が好む「メタル/ロックの進化系」を体現するアーティストが中心に出演し、2日目には英国メタルの始祖“オジー・オズボーン”やオルタナティブ・ロックの土台を作った“ジェーンズ・アディクション“など「各ジャンルのパイオニア」的な存在のアーティストが出演し往年のロックファンたちを唸らせた。

 

そして今年開催される ノットフェスも昨年同様、日程ごとファン層に合わせた出演者がラインナップされている。

 

筆者の勝手な印象としては、1日目はメタルという枠にこだわらず、これからのシーンを牽引していくバンドがメインとなり、2日目は新旧メタルファンを満足させつつ、エンタメ要素を取り入れた印象を受ける。

 

女性アーティスト枠の可能性

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 2014年に開催されたノットフェス では、残念ながら女性枠は用意されていなかったが、過去に開催されたオズフェスト・ジャパンでは2013年に「ももクロ」2015年には「エヴァネッセンス」が出演しており、今年はノットフェスでも女性アーティスト枠が用意されるのではないか?と考えていた。

 

どうしてもメタルというジャンルは「髭」「ロン毛」「タトゥー」「レザー」なんてイメージが強く、とにかく男臭い印象を受ける。いやそれがいいだよ!!って部分も理解はできるが、ちょっとくらいオアシスがあった方がいいよね?

 

さらに、日本には「メタル」「女子」ってキーワードから連想できる確かな実績を持った、世界的なスーパースターがいるではないか!!

 

そして発表された最終アーティスト!予想通り女性枠は用意されていた!しかし、筆者の予想していたアーティストは影すら見えなかった。残念・・・

 

待望の女性枠には「Butcher Babies」出演!!

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 筆者の安易な予想を超え、ノットフェスのオアシスを担当することになったバンドはアメリカのメタコアバンド「Butcher Babies(ブッチャー・ベイビーズ)」である。予想外の出演だけど、彼女たちは彼女たちで悪くない。というかむしろ素敵。簡単に紹介させていただこう。

 

PVに我らがBABY METALが登場したことで最近話題となった彼女たちは、ドイツに設立されたメタルの名門レーベル「Century Media Records(センチュリー・メディア・レコーズ)に所属しているアーティストである。同レーベルには他にも、日本でもお馴染みの怒号溢れるメロデスバンド「アーチ・エネミー」や、ド派手な演出で有名な「イン・ディス・モーメント」などの女性ヴォーカルのバンドが所属している。

 

グラマラスなセクシーボディの女性ヴォーカルに目がいってしまいがちだが、バンド・サウンドはButcher(肉屋)Babies(赤ちゃん)っていかにも危険なネーミングどおり、殺傷力抜群のグループ感。

 

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最近じゃあまり見なくなったツインボーカルもオススメ。一人は官能的に悩ましく、もう一人は怒鳴り散らす歌いまわしは、まるで飴と鞭な取り調べスタイル。結局最後は二人に怒鳴り散らされ自白を強要されるんだけどね。エロい気分なんてぶっ飛んじまう。

 

予想していた「女性アーティスト枠」

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 それでは最後に筆者が安易に予想していた、2組のアーティストを発表しよう。

 

1組目は結構予想していた人も多かったBABY METAL。今年も国内外のフェスへの出演や単独公演など、昨年以上にストイックにこなしてきた。海外メタル界の重鎮たちからの評価も高く国内での集客力も強い彼女たちは、出演アーティスト候補の筆頭と言って過言ではなかったと思う。

 

Generation Doom

 2組目は結構いい線いっている、アメリカのニューメタルバンド「OTEP(オーテップ)」である。2016年に最新作も発売しており、もともとオジー・オズボーンのドラ息子ジャック・オズボーンに見出されたバンドのため、オズフェストとも縁が深い。

オズフェストとノットフェスは非常に密接なため、出演の可能性も!!と思っていたが、結果としてはニューメタルってところしか合っていなかった。残念。

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今年の出演アーティストを見ていると、だいぶ間口を広げた印象を受けるノットフェス。

エンタメ要素を強くして、より多くの層に楽しんでもらえるようなフェスになるのは筆者としては大賛成である。(オズフェストにはふなっしーも出演していたし)

過去には継続が難しいのでは?と思った時期もあったが、今後もノットフェスには期待して問題ないかなと思う!!

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