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“凛として時雨” 圧倒的な存在感を知らしめた「just A moment」を紹介<アルバム・レビュー>

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2002年に埼玉県で結成された「凛として時雨」。3ピースというシンプルなバンド編成にも関わらず、そのサウンドは狂気すら感じる濃厚なプログレッシブ・ロック。本日は、そんな彼らの3rdアルバムとなる「just A moment」を紹介しよう。

目次

 

just A moment

凛として時雨 3rdアルバム「just A moment」

2009年5月13日発売。レベールはソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ。

 

今回のアルバムには、凛として時雨の1stシングル「Telecastic fake show」と、2ndシングルとなる「moment A rhythm」のショートバージョンが収録されている。

 

今作品も凛として時雨のフロントマン・TKによるセルフ・プロデュース作品となっており、その内容は作詞や作曲だけではなく、レコーディングやミキシングまで全てに関与している。

 

ジャケット・デザインは過去作品と同じく「Yukiyo Japan」が担当し、凛として時雨の混沌とした世界観を見事に表現されている。

 

www.youtube.com

 

収録曲

1. 「ハカイヨノユメ」

2. 「Hysteric phase show」 

3. 「Tremolo+A」 

4. 「JPOP Xfile」 

5. 「a 7days wonder」 

6. 「a over die」

7. 「Telecastic fake show」 

8. 「seacret cm」 

9. 「moment A rhythm」(short version) 

10. 「mib126」 

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孤高な世界観を開花させたアルバム「just A moment」

今作「just A moment」には、過去作品で見られた「隙」が一切感じられないシリアスな作品となっている。それらは、彼ら自身の成長や環境の変化によるものなのかはわからないが、アルバム全体を通して明確な「世界観」を意識した印象が強い。

 

とは言え、彼らの持ち味であるテクニカルかつ攻撃的な轟音は健在。特徴的なハイトーンボイスからは感情の爆発だけではなく、寂しさや切なさ、そして色気すらも繊細表現されている。

 

曲の展開としては、過去2作品で見られた激しい転調は抑え気味のため、一般層も安心して聴くことができると思う。「凛として時雨」の武器を洗練した、良い意味で「メジャー向け」な作品。

 

どの曲を聞いても「凛として時雨」という唯一無の轟音が濁流のように押し寄せる。ここまで来ると「時雨」ってジャンルでいいんじゃないか?彼らの人気が高いにも関わらず、フォロアーのバンドが登場しない状況が続いており、国内ロックシーンでも「孤高」の存在となっている。

 

 

 

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