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独身貴族「カルさん」が音楽やアーティストについて独断と偏見で書きなぐっているブログ「カルチャータイム」です。否定も肯定も全てはアーティストへの愛を根底としています。

【 LEGO・スターウォーズ】『ローグ・ワン』の感想とLEGOを紹介

そういえば昨年末に、スターウォーズのスピンオフ作品となる『ローグ・ワン』を鑑賞してきたので個人的な感想などを大好きな「LEGO」を交えつつ記事にさせて頂こうと思う。しかし、筆者は高等な映画ファンではないため、これから映画を見に行く皆さんの参考になるような内容ではないことを事前にお伝えしておく。(気持ちネタバレあり)

 

目次

 

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー  オリジナル・サウンドトラック

 

 

①今作『ローグ・ワン』のプロローグ的なあらすじ

 

EP3の終盤に行われた「オーダー66(ジェダイ抹殺命令)」により、守護者・ジェダイを失った銀河共和国の力は日に日に衰退していった。

 

そんな中、新たな銀河の覇権を握ろうと建国されたのが銀河帝国である。

 

しかしながら「そんな簡単に建国されても共和国は認めないからね!」ってな具合に、共和国サイドも反発するも。帝国サイドは「おんどりゃー!俺らの力見せてやるけん!」と、圧倒的な武力でそれらを鎮圧していく。

 

「俺らまだまだ戦うから!共和国再建するから!」と、反乱軍同盟が立ち上がるも、巨大な力を持つ銀河共和国に劣勢な状態が続いていた。

 

さらに、銀河共和国は「俺ら凄え兵器作るから!!ビビって戦意喪失しろ!!」と、「デス・スター」の開発を進めていく。

 

しかし、兵器の開発は思うようには進まなかった。そんな状況にデス・スター開発責任者のオーソン・クレニックは焦りを感じつつも、ある科学者の行方を追っていた。

 

そして物語は今作『ローグ・ワン』へと繋がっていく。

 

優秀な科学者だったゲイレン・アーソは過去の経歴を捨て、家族とともに惑星ラ・ムーで平穏に暮していた。しかし、そんな生活も長くは続かなかった。ゲイレンにデス・スターの開発を行わせるため、クレニックが探しにやって来たのだ。

 

「そんなもん、作らないからな!!」と反発するゲイレン。

 

続いて「うちの人に何すんねん!!」とゲイレンの妻・ライラが反抗するも、クレリックの護衛であるデス・トルーパーに撃ち殺されてしまう。

 

さらに、クレリックはゲイレンの娘であるジンを人質にしようとするも、ジンが秘密の隠れ場所に逃げ込んだため発見することはできなかった。

 

「とりあえずゲイレン見つけたし、いっか!」とゲイレンを連れ、クレリックは帝国に戻っていくのだ。

 

一人潜伏していたジンは、反乱軍の戦士ソウ・ゲレラに保護され育てられる。そして数年の月日が流れていく。

 

なんだかんだ「デス・スター」を作ってしまったゲイレンだったが、帝国の目をかいくぐる形で決定的な弱点を仕込んでいた。そして、それらの情報をソウ・ゲレラに伝えるため、帝国に嫌気が差していた貨物パイロット・ボーディー・ルックに託したのだ。

 

同盟軍の諜報員キャシアン・アンドーは「カフリーンの環」にて、超兵器の情報を持った帝国パイロットがソウ・ゲレラに拘束されていることを知る。

 

しかし、同盟軍同士とはいえ過激な存在であるソウ・ゲレラに簡単に接触することは難しいと判断したキャシアンは、ソウ・ゲレラと親交のある「ジン」の存在に目をつけ、帝国軍の強制収容所に送られていた彼女を救出する。そして「このままここにいるか」「同盟軍に協力して自由を得るか」の2択を迫のだった。

 

なんとかジンの協力を得てソウ・ゲレラと接触をし情報を手に入れたものの、すでに「デス・スター」完成してしまっていたのだ。惑星すら破壊する強力な兵器の登場に反乱同盟の中でも「あ・・・これ無理かも・・・」という弱気な意見も出始める。

 

そんな、同盟軍の意志を変えるべく、デス・スターの破壊に必要な「設計図」を入手することがジン達「ローグ・ワン」の目的となっている。

 

②『ローグ・ワン』登場人物をLEGOと共に紹介

 

ジン・アーソ

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ ジン・アーソ軍曹 75119

ジン・アーソはデス・スターの開発者であるゲイレン・アーソの娘。帝国軍の手から逃れるため、ソウ・ゲレンに保護され育てられていたが、本人的にはソウには「捨てられた」という認識になっている。

 

ソウの指導により兵士としての訓練を受けていたため、戦闘能力は非常に高い。ちなみに同盟軍での階位は軍曹だったらしい。

 

LEGOの出来栄えは「微妙」。幼少期にプレゼントで貰ったら悲しい品物。ライフルやトンファーなどの武装が付属している。ホーイルを回すと腕が回転するアクションギミックが搭載されている。

 

ミニフィグ(デフォルメされた3投身位の人形)に期待したい。

 

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ ジン・アーソ軍曹 75119

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ ジン・アーソ軍曹 75119

 

 

キャシアン・アンドー

レゴ スターウォーズ 2017 ローグワン スカリフの戦い 75171 Battle on Scarif [並行輸入品]

 

冷静な判断を下すことで、死線を乗り越えてきた同盟軍の優秀な工作員。劇中前半ではドライな印象だったが、後半では感情を優先した行動もとっていた。

 

あれだけの活躍をしておきながら現段階では「ビルダブルフィギュア」(上記で紹介したジンのようなリアル造形のLEGO)にはされていない。

 

こちらの商品にはミニフィグのジンアーソ(デストルーパー衣装)と キャシアン・アンドー、トルーパー2体が付属されており、先に紹介した「ビルダブルフィギュア」よりもいい感じである。

 

チアルート・イムウェ

 

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ チアルート・イムウェ 75524

 

フォースを信奉するウィルズ寺院の守護者。盲目にも関わらずトルーパー達をなぎ倒す力は、「フォース」を持った「ジェダイ」にも似ている。劇中の活躍もあり、人気が高い。口癖は「我はフォースと共にあり、フォースは我とともにある」。棒術や弓術に長けており、タオファイター(戦闘機)をクロスボウ型のブラスターで撃ち落としたりしている。

 

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当然ながらチアルートも「ビルダブルフィギュア」が販売されているのだが、キャシアン・アンドーは・・・。(本当に販売されていないのでしょうか?ご存知のかたいますか?)動画では映画さながらの流れるような棒術でトルーパーを倒している。しかし、このフィギュアも子供には・・・。

 

 

ベイズ・マルバス

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ ベイズ・マルバス 75525

 赤い甲冑に速射式のブラスターを持った重装兵のベイズ・マルバス。元は

チアルートと同じくウィルズ寺院の守護者だったが、帝国の侵攻を防ぐため守護者としての地位を捨て自らの復讐心のため戦いを続けている。

 

立場は変わってしまったが、親友であるチアルートとは常に行動を灯している。

 

ちなみに、スターウォーズのブラスターの破壊力は凄まじく、直撃すれば大体のキャラクターは倒せてしまうため、速射できるベイズのブラスターは恐ろしい性能となっている。

 

 

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劇中で見られたATSTとの戦いも再現でき、ファンにはたまらない組み合わせとなっている。

 

 

ボーディー・ルック

 

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元帝国軍のパイロット。同盟軍にデータを渡す重要な役回りにも関わらず、ソウ・ゲレラに尋問されたり、ヘタレ扱いされたりと残念な役回り。

 

ただの貨物船のパイロットだと思いきや、公式設定では「優れた操縦技術を持つ帝国軍将校」とされている。劇中では、そんな姿は見られなかったが・・・。気のせいか。終盤はカッコ良かったぜ!ボーディー!!

 

そんな訳で、当然ながら単体のLEGOは存在していないぽい。どうしても欲しい人は、「クレニックのインペリアル・シャトル」にミニフィグが同梱されているようだ。しかし、どう考えてもこの商品、クレニック専用の機体ですよね・・・。キャシアン同様の冷遇気味の対応となっている。

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ クレニックのインペリアル・シャトル 75156

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ クレニックのインペリアル・シャトル 75156

 

 

K-2SO

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ K-2SO 75120

 魅力的なドロイド(意志を持ち自律行動のできるロボット)が多数登場するスターウォーズ。今作登場した「K-2SO」もその一つである。

 

帝国で使用されているドロイドであるが、キャシアンによってプログラミングが書き換えられており、同盟軍に対して忠実に働くドロイドとなった。しかし、書き換えによる若干の問題点も存在しており、とにかく思ったことを全て口に出してしまうため、まわりを苛立たせてしまうこともある。

 

戦闘用ドロイドではないが、アスリート並みの運動能力を持っている。劇中ではブラスターを持ち、多数のトルーパーを倒す場面も見られた。

 

当然ながら、管理者の「キャシアン」より人気が高く、単体の「ビルダブルフィギュア」が用意されている。

 

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ K-2SO 75120

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ K-2SO 75120

 

 

ソウ・ゲレラ 

 反乱軍の中でも過激な行動で有名な「パルチザン」のリーダー。ジンを保護し戦士に育て上げた恩人。しかし、ジンとしては捨てられた認識となっている。

 

重要な情報を持ってきた「ボーディー」に対し、飼っている「タコ」のような巨大生物で尋問する残忍な性格の持ち主だが、ジンにはタジタジな印象を受ける。今後のスピンオフ作品に参加する可能性もあるとのこと。

 

今作「ローグ・ワン」での活躍が少ないため、LEGOにはなっていないが、今後の活躍次第では制作される可能性もある。 

オーソン・クレニック

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 帝国軍の高階級将校。「デス・スター」の保安任務を任せられているエリート。出世欲も強く、自らの手柄に貪欲なタイプ。

 

クレニックの制服やケープの色から判断するに、イメージカラーは白。

 

それなのに連れているトルーパーは、全身黒色のデストルーパー。乗っているインペリアル・シャトルも専用カラーの黒となっている。

 

 階級が上のベイダー卿ですら通常のインペリアル・シャトルに乗船しているのに、クレリックだけ専用カラーとは生意気な感じがする。筆者は通常カラー(白)しか持っていないため、黒のインペリアル・シャトルが羨ましくして仕方ない。当然、LEGOも別注カラーで発売されている。さらにクレリックのミニフィグも付いている。(ボーディーも付属しているとのこと)

 

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ クレニックのインペリアル・シャトル 75156

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ クレニックのインペリアル・シャトル 75156

 

 

ゲイレン・アーソ

ジンの父親。優秀な科学者のため、「デス・スター」設計に強制的に参加させられる。開発途中で帝国にバレないように「弱点」を組み込む。同盟軍からも命を狙われていたり、部下を皆殺しにされたりと悲劇的な存在。

 

ダース・ベイダー

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ ビルダブルフィギュア ダース・ベイダー 75111

 スターウォーズ作品の超人気キャラクター。登場時のテーマは今更説明不要のデーンデーンデーンデデデーンデデデーンである。

 

「フォース」を使用し、定期的に部下の首を締め上げることで 仕事の能率を高める恐ろしい上司の一面も持っている。2児の父。

 

超人気キャラクターなので、当然、多くのLEGOが存在しており、キャシアンが不憫に思えてしまう。

 

劇中ではインペリアル・シャトルやスター・デストロイヤーなどに乗船しており、ほか高官に格の違いを見せつける場面が多々ある。

 

ちなみにスター・デストロイヤーのLEGOは子供には不向きの大きさであり、当然価格も高い。筆者は購入したがビビって箱から出していない。

 

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ スター・デストロイヤー 75055

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ スター・デストロイヤー 75055

 

 

 デス・トルーパー

レゴ (LEGO) スター・ウォーズ 帝国のデス・トルーパー 75121

 個人的に今作の目玉的なキャラクター。多数存在するトルーパーの中で、最高にカッコいいのが「ローグ・ワン」に登場する「デス・トルーパー」である。

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設定は、要人を警護するエリート・トルーパーとのこと。イメージカラーの黒はダース・ベイダーを彷彿させ、スターウォーズ作品の中でも「強者」を連想させるカラーリングとなっている。

 

 

 

 

③『ローグ・ワン』感想 

LEGO スターウォーズ デス・スターStar Wars Death star 並行輸入品

 今作『ローグ・ワン』は色々と成約が多い中での作品だったと思う。特に時代背景に関してはEP3とEP4の間になるため、世界観を壊さぬように最新の注意払われていたはずだ。(矛盾点などを調べていないので予想)

 

最新鋭の映画技術やデザインを駆使するれば、よりスタイリッシュに出来た部分もあったと思うが、「帝国軍将校のダサめの制服」や「戦艦内の壁面に無駄にあるダイヤル」などの旧作品の雰囲気を出来るだけ守ろうとしている感じには好感が持てた部分だ。個人的には、久々にスターウォーズのごみごみした近代都市が見れたことが嬉しかった。あの独特の怪しい雰囲気を醸しだしたサイバーパンク風の町並みは個人的にたまらない情景である。EP7では砂漠の惑星がメインだったため見られず、やや残念だった。

 

そして、あれだけの個性を放つ登場人物達を、惜しげも無く使い捨てる今作の力の入れようは脱帽である。既に設定が決まっているEP4に影響を出さないようにするため当然といえば当然であるが、少しばかり勿体無い。

 

とは言え、多くのスピンオフ作品が制作されているスターウォーズなので、今後何かしらの作品に登場する可能性はあるとは思う。(特にチアルートやペイズ)

 

記念すべき初公開作品『スターウォーズEP4』最大の目的である「デス・スターの破壊」。それらを可能にするために重要な「設計図」は物語当初より登場し、レイアの手によりR2D2に託されるのだが、今作『ローグ・ワン』を観ることにより、多くの命により繋がれた希望のバトンだったことを再認識させられる。

 

まさに『ローグ・ワン』は、40年の時を経てスターウォーズ初期作品ををより魅力的にするための重要作品なのである。

 

資本が変わったことにより、テンポよく公開されている『スターウォーズ』シリーズ。『EP7』の翌年にスピンオフ作品である『ローグ・ワン』が公開されるのは、筆者のような一般ファンにとっても非常に喜ばしいことである。

 

 

 

 

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