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独身貴族「カルさん」が音楽やアーティストについて独断と偏見で書きなぐっているブログ「カルチャータイム」です。否定も肯定も全てはアーティストへの愛を根底としています。

愛すべき泥臭応援ソング。サンボマスター『輝きだして走ってく』

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なぜでしょう?甘酸っぱい思い出って妙に夏が多くないですか?神社の人混み中で離れ離れにならないように、女の子と手を繋いでみたり。勇気を出して「好きだ!」って告白したら、花火の「ドーン」って音にかき消されたり。七日間で戦争をしてみたり。好きな子が転校してしまったり。自転車で憧れのバンドマンに会いに行ったりと、とにかく夏って季節は短いながら、青春っぽいイベントが多い季節なのです!!まさに誰しもが主人公になれるシーズン。それが夏!!

 

以上のような理由があってかは知りませんが、やっぱりTVドラマも青春物が多く、視聴者の皆さんたちのあの日の淡い思い出をリフレインさせるのです。「エモい」なんて使い慣れない言葉をついつい漏らしてしまいそう。

 

本日は、TBSドラマ『チア☆ダン』の主題歌として起用された「サンボマスター」の新作『輝きだして走ってく』について色々と書かせていただこう。

 

 

夏の風物詩である青春ドラマ。今シーズンを代表する『チア☆ダン』の主題歌をサンボマスターが担当!!

 

 

夏の風物詩である青春夏ドラマは、今季も当然絶賛放映中!!映画『オレンジ』では「かけるぅ〜」なんて甘ったるい声で主人公・菜穂を熱演した若手女優の有望株。23歳というオーバーエイジ枠ながら、まだまだイケるぜJK役で有名な「土屋太鳳」さん主演の『チア☆ダン』でございます。

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画像引用元 【公式】TBS7月金曜ドラマ「チアダン」 (@cheerdan_tbs) | Twitter

 

上記はドラマ主演キャストの制服写真であります。イヤ~ン!タオちゃんJK姿カワウィ~!って感じではありますが、やや冷静な目で見た感想は、少しばかり厳しいだろ。これは女子高生ではなく女子校生。完全なるディス・イズ・AVスタイル。キャバクラの制服Dayを彷彿させられます。その辺の話は置いておいて、本日は楽曲レビュー。それでは実際に楽曲の内容に触れていきましょう。

輝きを目指す泥まみれの人達への応援ソング『輝きだして走ってく』

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画像引用 【公式】TBS7月金曜ドラマ「チアダン」 (@cheerdan_tbs) | Twitter

 おいおいサンボマスター。お前らキャバクラのコスプレイベントDayに情熱燃やしすぎだろ。なんて勘違いしてしまうような写真。あまりの状況にメンバー一同、顔面が崩壊しております。いや元々かもしれませんが・・・。その辺は置いておいて、主題歌である『輝きだして走ってく』について書いていきましょう。

 

『輝きだして走ってく』なんてタイトルから推測できるように、いかにもサンボマスターらしい哀愁溢れる応援ソングとなっております。いや、哀愁なんて言葉よりも汗や涙が似合う無骨で泥臭い感じ。完全にサンボマスターの得意分野です。

 

ここ数年のロック界の応援ソングメーカーといえば完全に「WANIMA」の一人勝ちとなっておりますが、こういった汗臭泥臭不器用ロックはサンボマスターのほうが一枚上手なのではないでしょうか?まー彼らの見た目も起因していると思いますが。

 

『チア☆ダン』の主題歌もWANIMAでいいんじゃね?なんて事も考えましたが、予算の都合か?元々の原作のモデルとなっている福井商業高校チアダンス部「JETS」がサンボマスターの楽曲『できっこないを やらなくちゃ』を流して踊っていたなんて話が影響しているのか?色々な事情があるとは思いますが、ドラマ『チア☆ダン』の主題歌にはサンボマスターが抜擢されています。

 

こちらに関しては、2018年8月15日にリリースされるCD版『輝きだして走ってく』のカップリングが『できっこないを やらなくちゃ』ですので、やはり理由は後者なのでしょう。

流石サンボマスター!!安定の泥臭クオリティ

www.youtube.com

なんやかんやで久々のドラマ主題歌と言うこともあり、サンボマスターの皆さんも気合十分。アカペラからのブリッジミュートで楽曲をスタートさせるなんて超ド級の王道展開。

 

彼らの本気感が伝わってきます。問いかけるように奇跡の可能性を伝えるAメロ。歌い回しは当然いつもの山口節。

 

輝き出すタイミングを見計らうような夜間の秘密特訓連想させるBメロ。

 

“心臓の音が合図だろ”なんて時代錯誤なスポ根フレーズではありますが、彼らが唄うとなんか説得力ありますよね。

 

そして壮大な輝きを放つサビへと展開していくのです。

 

構成も歌詞も全てがドストレート。

 

ここまで来ると最早爽快。

 

楽曲展開や歌詞としては如何にも“応援ソング”って感じではありますが、サンボマスターらしさも十分に堪能できる楽曲ですが、それゆえ定番感も否めません。

 

個人的には青春ドラマとのタイアップですので、『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』のサビのような爆発力くらいあっても良かったのかもと感じています。

 

とはいえ、輝き出す瞬間であるサビを強調させる緩急ある展開は、輝かしい未来に向け“走ってく”道中での奮闘が見事に表現されています。何事も全てが思い通りに行くわけではないですしね。流石はサンボマスター!!

 

さらに初回限定盤に付属されるボーナスCDが“オマケ”なんてレベルじゃない豪華さなのも今作の注目ポイントなのかも!!収録曲は下記とおりです。

1st日本武道館 ~そのたてものに用がある~
1.そのぬくもりに用がある
2.歌声よおこれ
3.できっこないを やらなくちゃ
4.可能性
5.光のロック
6.ロックンロール イズ ノットデッド
7.愛してる愛して欲しい
8.Sad Town,Hot Love
9.美しき人間の日々
10.青春狂騒曲
11.世界をかえさせておくれよ
12.手紙
13.ミラクルをキミとおこしたいんです
14.オレたちのすすむ道を悲しみで閉ざさないで
15.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
~2017年12月3日 日本武道館にてライブ収録

 なんとも夏らしい淡い気持ちになったところでサヨウナラ。

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