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独身貴族「カルさん」が音楽やアーティストについて独断と偏見で書きなぐっているブログ「カルチャータイム」です。否定も肯定も全てはアーティストへの愛を根底としています。

coldrain「原点回帰ツアー」in 松本 ライブレポート

新宿から電車に乗り約三時間。国宝“松本城”がそびえ立つ、観光都市松本に本日はお邪魔させていただいた。

 

本来であれば移動距離の少ない都内でのライブを選択するのだが、今回、移動距離の長い地方都市のライブハウスまで、出不精の筆者がわざわざ足を運んだのには1つの理由がある。

 

8月後半より開始された原点回帰ツアーでcoldrainとtricotの両バンドが出演する日程は、今回の松本公演のみだったからだ。

 

「それは行くしかないでしょ!!」と、歌の歌詞などにもなった、かの有名な“特急あずさ”に乗車し信州は松本へ向かったのである。

 

それでは簡単であるが今回で最後かもしれない、筆者のライブレポートを紹介しようと思う。(あまり出かけないので)

https://pbs.twimg.com/media/CrXgN-jUAAAnShM.jpg

 

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目次

 

松本とSound Hall a.C

 

長野県の中央に位置する松本市は、日本アルプスなどの山々に囲まれた自然あふれる都市である。電車での松本へのアクセス方法は2パターンあり、東京から新幹線に乗り長野市へ向かい、そこから特急に乗り換える流れと、新宿から特急あずさに乗車する方法がある。

乗り換えの面倒な筆者は、乗り換え不要の特急あずさを選択した。

 

今回ライブ会場となる“Sound Hall a.C”は松本駅からゆっくり歩いて10分位と、繁華街に近い場所に位置しておりアクセスは良好であった。方向音痴の筆者にとって駅から道なりに歩いていくだけで現地につけるのは非常に嬉しいことである。

 

諸事情により全力スタスタ歩きで会場まで移動したので、筆者は5分くらいで会場に到着することができた。近くてよかったSound Hall a.C!!

 

出演バンド

Unveil Raze

 

RYOさん(@ryo_unveilraze)が投稿した写真 -

 申訳ありません。ライブに間に合いませんでした。

 

上記にも書いたとおり諸事情により電車に乗り遅れてしまったため、開演に間に合わずUnveil Razeのパフォーマンスを見ることができなかった。

 

2015年にはオズフェスト・ジャパンの応募バンド予選を勝ち抜き、出演枠を勝ち取ったイケイケのバンドUnveil Razeを生で見るチャンスを逃してしまい非常に残念。

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tricot

筆者が会場に着いた頃にはtricotのライブはすでに中盤くらいとなっており、自身の段取りの悪さを大きく悔やむこととなる。

 

場内は非常に込み合っておりステージ付近への移動は難しかったため、ホール後方でゆっくりとtricotを聞くことにした。会場後方にステージを映したモニターが設置されいたのは、見え辛い後方に位置する筆者にとっては非常にありがたかった。

 

曲間で行われたMCでは、今回出演するバンドと比較するとtricotの音は「歪みが弱い」と言って、中島のギターサウンドの中で最大の歪みエフェクトを観客に聞かせるなど、tricotらしい“ゆるーい”感じで笑いを取っていた。松本でのライブは初めてらしい。

 

ライブに関してはそういった“ゆるーい”感は一切なく、攻撃的に展開される独自の旋律でオーディエンス達を魅了し、会場はダンサンブルな空気に包まれた。

 

中島と先輩のギター音もライブとは思えない鮮明なサウンドで、粒の立った適度な歪みが非常に心地良く、それらと絡み合う感情的で艶やかな中島の歌声はとても素晴らしかった。

 

残念な部分としては、ガールズバンドのtricotは身長が低く、後方からではステージに立つメンバーが非常に見え辛いことだろう。特にヒロミヒロヒロ。

 

ライブ終盤ではまさかのtricotサンバが演奏された。MCでは「リオ・オリンピックが話題になる前からやってますからー」と流行り乗った訳ではないことを念押ししていた。

 

動画では2分30秒過ぎからtricotサンバ開始

www.youtube.com

 

tricotを見るために松本まで来た甲斐があったと感じれる良いライブであった。

 

ライブ終了後、ツイッターではこんなコメントが・・・・(笑)

 

 

 

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coldrain

今回はcoldrainのツアーということもあり、来場したオーディエンスの大半は彼らのファンだと思われる。

 

定番曲であるNo Escapeで始められた彼らの演奏。先程まではすし詰め状態のフロアであったが、一斉にオーディエンスが前に向かったため、筆者のいた後方には若干の余裕ができ快適にライブを見ることができた。

 

MCでは今回の原点回帰ツアーについての気持ちやバンド結成当時のライブ動員数などを、ヴォーカルのmasatoが語り、現在では世界を舞台に活躍するバンドとなったcoldrainの歩みを振り返る場面も見られた。

 

確かにSim,ラスベガス、coldrainの3バンドが合同でライブを開催して、動員人数が10人前後なんて今では考えられない話である。

 

セットリストはTo Be AliveやFIRE IN THE SKYなどの攻撃的な楽曲から、Die tomorrowやThe War Is Onなど“聞かせる”楽曲まで、新旧織り交ぜた内容となっていた。

 

ファンカムの映像 「No Escape」

 

あれだけの超満員の中、最前列で撮影できるcoldrain愛は尊敬!!

 

 ファンカムの映像 「FIRE IN THE SKY」

 

masatoがMC語ったダイブへの注意点なども添えてくれている。

 

ライブの最後には定番曲「The Reveration」が演奏され、サークルモッシュやダイブがフロア各所で行われる混沌とした空間に変貌した。

 

その後のアンコールでは「Gone」が演奏され、長時間の激しいライブで疲弊していると思われたmasatoだったが、その美しい歌声は力強く会場全体に響き渡り、多くのオーディエンス達を魅了する。

 

アンコールの最後にはトドメの「Finaldestination」を全員で大合唱し、「原点回帰ツアー松本公演」は幕を下した。

 

ライブ終了後もファンにピックをプレゼントしたり、気さくに握手に応える彼らは、原点から何一つ変わらないcoldrainの姿である。

 

今回初めて松本でライブを行ったcoldrainの感想は以下の通り大絶賛である!!

 

 

 

 

まとめ

有名なバンドでも地方ではあまり動員がなく、ノリも観客の4割くらいとなることが多い印象だったが、今回のライブでは8割以上がヘッドバンキングしている場面も見られ、地方特有の煮え切られないライブ風景は見られなかった!!

 

今回ライブ会場となったSound Hall a.Cには、12月にHER NAME IN BLOODがライブ予定となっているため、次回は観光も含めて再度松本に行こうと思っている。