- 2016年も勢いを失う事なく「快挙」続きのBABYMETAL。メタルとアイドルを組み合わせたヤケクソに近いコンセプトながら、他アイドルに大差をつけた世界的人気は留まることを知らない状況である。そんな中、浮上したベビメタの「紅白出場」。結果としては不参加となってしまったが、本日はその辺に関して色々書かせていただこうと思う。
目次
1.BABYMETALの紅白出場に関して
という訳で 本日は、ベビメタの紅白出場に関して色々と妄想記事を書こうと思っているのだが、実際のところ筆者としては、どちらでも構わない感じである。だって、いまさらTVの後押しなどなくとも現在のベビメタ人気は、盤石で揺るぎないものでしょ?
1−1日本の1年を締めくくる伝統の番組「紅白歌合戦」
1951年より放送を開始した紅白歌合戦は、60年以上に及ぶ長い歴史を持った伝統的なTV番組である。放送局は、「TVがあるなら金を出せ」で有名なNHKが担当している。
番組の内容は一般的な音楽番組なのだが、放送局がNHKのため色々と「お堅い」部分が多々あることは有名で、歌詞に商品名が入ってしまう場合は「歌詞」や「楽曲」の変更を求められたりするようだ。当然ながら、小沢健二の「カローラ2に乗って」なんて論外なのだ。
なぜ、そこまでして出演を希望するのかは、やはり年末を締めくくる国民的な番組に出演したという「名誉」が欲しいからだろう。それらを重要視しないアーティストは、出演を辞退したりしている。
1−2厳しい選考基準。ベビメタの落選理由は?
基本的に詳細な選考基準は非公開とされているが、よくネットで見かける基準から、ベビメタの落選理由を確認してみよう。
・NHKへの貢献度
2016年4月3日にNHKにて、特別番組が放送された実績のあるBABYMETAL。同番組の放送は好評だったようで、未公開シーンを更に追加し、「BABYMETAL革命・完全版 ~少女たちは世界と戦う~」というタイトルで再放送されている。そういった実績を考えると「貢献度」に関しては問題はなかったと思われる。
・所属事務所の出演枠制限
以前、某アイドルグループが所属する会社の社長が「各事務所、割当は2枠」と口を滑らし、公となった出演基準である。
ベビメタの所属する「アミューズ」の今年の出演者は福山雅治とPerfume、星野源、SEKAI NO OWARIとなっており、振り分けられた枠はジャニーズ事務所よりも多い「4枠」となるが、今回は残念ながらBABYMETALの出演はなしとなった。
ベビメタに関しては、人気、実績って部分で考えると他アミューズの出演アーティスト達と差はないのだが、やっぱり「お茶の間受け」って部分を考えると先に紹介したアーティスト達のほうが適任である。
実際、紅白に出るベビメタってどうなの?なんかイメージと違うよね。
・不祥事や交友関係
公共放送局なので、当然、アーティストの不祥事や黒い交友関係に関しては非常に敏感だ。2015年に出演した「キノコ頭のバンド」は不倫騒動などもあり、2016年の紅白には出演する噂すらなかった。まー活動休止中なので当然といえば当然なのだが。
ベビメタさんは不祥事や黒い噂は特にないのだが、交友関係に関してはやや引っかかる写真が見つかった。
海外で有名な悪魔の使いとの1枚
実際は悪魔や神との付き合いはあるものの、問題レベルの黒い付き合いは見受けられないので、紅白にも安心して出演させることができると思われる。
2.仮に出演していた場合はどうなったのか
ここからは筆者の完全妄想記事となります。
2−1紅白でみたかったWOD
もし、ベビメタが紅白に出演した際には、是非ともWOD(ウォールオブデス)を行なってもらいたい。 乃木坂46やAKB48辺りの大所帯アイドルグループなどが適任ではないだろうか?人数も多いし、お互いライバル同士の設定なので、迫力のあるWOBをお茶の間に届けられるはずだ。
2−2やっぱり出演時の演奏曲は「ギミチョコ!!」?
紅白歌合戦で演奏される楽曲の大半は1年内にヒットしたモノとなっているが、仮に初出場した場合は名刺代わりの一曲として「ギミチョコ!!」を演奏して欲しい。
3.まとめ
何だかんだ紅白落選に関しては残念ではあるが、やっぱり「紅白」とベビメタってのはミスマッチな印象が強い。Mステに出演した時も何となく違和感があり、SNSなどでも「ポカーン」とした感想が多かった。日本国内で万人受けするタイプのアーティストではないので、メディア露出を増やして、わざわざ叩かれる場面を増やす必要もないと思う。