バラエティ番組のひな壇席に座っているだけで、インパクト抜群なゴージャスなヴィジュアル。
一般市民の我々には到底理解できないような豪華絢爛な暮らしっぷりゆえの、浮世離れしたぶっ飛び発言。
セレブ感あふれる独自の芸風は多くの視聴者に支持され、今ではバラエティ番組に必要不可欠な存在となった「叶姉妹」。俗に言う「セレブタレント」ってやつですね。
当然、他事務所も2匹めのドジョウを狙うべく、叶姉妹の存在感に負けない「セレブ候補」を血眼になって模索し続けているのですが、しっくりとくる人材が見つからない状況が何年も続いておりました。
「叶姉妹を超えるセレブタレントはもう出現しないのではないだろうか・・・」なんて、誰もが諦めかけていたその時、新たなスターが誕生したのです。その名は「YOSHIKI」。
そう!あの!年末年始頃から急にTVで見かけるようになったセレブタレントのYOSHIKIです!!って、ちげーから!!YOSHIKIはセレブであってもタレントじゃねーぞ!!こら!!
目次
YOSHIKIは「セレブタレント」じゃないからな!!
若者の皆さん、本日のテーマは非常にシンプルでわかりやす内容です。この章以降の記述については忘れてもらっても構いません。ですが、どうかお願いです、1つだけ、1つだけ覚えておいてください。上の画像に写っている男性は、決して「セレブタレント」でも「叶姉妹の関係者」でもありませんし、ホストクラブの代表でもありません。「X JAPAN」というバンドで世界を舞台に活躍している、アーティストのyoshiki様です。
結成事態は80年代ですし、解散による休止期間などもありましたし、若者の皆さんからすれば、馴染みのない存在だとは思いますが、ここ最近では「VISUAL JAPAN SUMMIT」や「LUNATIC FEST.」などのフェスでもレジェンド的なポジションで出演を果たした国内メタルの大御所バンドでございます。
日本国内ではメタルというジャンルでの影響力よりは、「お化粧」、現代でいう「ヴィジュアル系」に対する影響力が特に強く、その筋では神と称され、後続のバンドたちに多大な影響を与えているのです。そんな偉大なバンド「X JAPAN」の中心メンバーがyoshiki様なのです。
現在では写真のように落ち着いたセレブ風ではございますが、80年台のヤンキーとバンドマンが同類にカテゴライズされていたような時代を生き抜いてきた方ですので、若かりし頃は相当な暴れん坊だったらしく、ライブの打ち上げでは他出演バンドと頻繁に喧嘩をしていたそうです。その結果、「X 入店禁止」などの張り紙を掲示する居酒屋がいくつもあったとか・・・。
確かに筆者も彼らを初めて見た時は、「ビートたけし」さんの番組の企画で、食堂の店中で演奏していたような気がします。気になる方はYOUTUBEに動画があるかもしれません・・・。1つだけ言えることは、とりあえずは危険人物。そんな武勇伝を多く持つため、ネットでも最強と評価されているアーティストなのです。
ですが、ここ最近はバラエティ番組にも頻繁に出演しており、よく知らない方からすると元バンドマンのセレブタレント、叶姉妹の亜種的存在yoshikiと思われても仕方ありませんね。
あのX JAPANの「YOSHIKI」がTV番組に多数出演!?
筆者って凄くひねくれた人間なんです。そのため解散したバンドが再結成したり、メンバーのバラエティ出演が増えだすと、「あ・・・お金に困ってるのかな?」なんて事を直ぐに考えてしまうんです。そんな荒んだ思考回路を持っているため、年末年始の特番に度々登場するyoshiki様を綺麗な眼で見ることが出来ませんでした。
特に「芸能人格付けチェック」では旧知の仲である「GACKT」様とペアを組み大活躍。その優雅なたたずまいと溢れんばかりの博識ぷりを披露し、多くの視聴者を魅了したのです。
「さすがyoshiki!!」「5000円のワインも立てるなんて大人!!」なんて感じにSNSを揺るがす賞賛の嵐!!
ですが、若干セレブタレント化している「GACKT」様とのペアは、まるで叶姉妹にも近しい立ち位置であり、伝説的なミュージシャンの偉大なイメージを切り売りしているようでもあります。
こんなにバラエティ番組に出演するなんて、もしかしてyoshikiも・・・なんて心配をしてしまいましたが、どうやら2016年に公開されたドキュメンタリー映画『WE ARE X Blu-ray スタンダード・エディション』の宣伝のためだったようです。安心しました。
こんな機会ですので、改めて「X JAPAN」について調べようと思った筆者ですが、まさかのインターネットの闇に直面したのです。
え・・・バンドの編成おかしくない?いや合っているかもしれないけど、どうなのコレって??番組見てYOSHIKIに興味をもった若者が誤解してしまうのではないだろうか?
このままだとベビメタのファンアイテムである「コルセット」も、yoshikiをインスパイアしたという認識ではなく、yoshikiがベビメタファンでインスパイアしていると思われてしまうかも。危険だ!!
「Xのyoshikiってドラム叩く時、首にコルセットしてるだろ?それってベビメタに対するリスペクトなんだぜ」なんて、イキって語る自称音楽好きの若者が登場してしまったらどうしよう。殴るしかないだろ。
と、言うわけで最近のYOSHIKIさんの凄まじい活動について紹介しよう。
凄いぞYOSHIKI!!活動の舞台は世界!!
改めてYOSHIKIの活動歴を確認してみると、国民祭典への出演や日米でのレーベル設立に伴う所属アーティストのプロデュース。さらにはソロでのシンフォニックコンサートの開催や愛・地球博の公式テーマソングの担当などなど、国としての行事にも関わる文化人なのです。
その活動や交流は日本国内だけではなく、世界を舞台としたワールドワイドなものであり、世界の「X JAPAN」世界のYOSHIKIなのであります。2012年には米国の由緒ある映画・テレビの祭典『ゴールデン・グローブ賞』にて、制作したテーマソングが2年連続で起用されるなどの実績を見れば、海外での成功具合は理解できるはず。まさに外見だけではなく、その中身も世界のセレブの一員なのであります。GACKT様とは少しばかりスケールが違う・・・。
セレブ風ではなくガチ・セレブ。もはや「セレブ・タレント」という表現はあながち間違いではないのかもしれませんね。そんなyoshiki様の海外の友人もとんでもない人ばかり。それではそんな友人たちとの写真を紹介して終わりにさせていただこうと思います。
セールスフォース・ドットコムの会長兼CEO マーク・ベニオフとの1枚。下世話な話ですが超金持ち。ガチ金持ち。本気セレブ。
アンチクライスト・スーパースターで有名なインダストリアル・メタルのヒーロー・マリリン・マンソンとの“Xポーズ”。
世界のスーパースターPIKOTAROとの豪華過ぎる?共演。いや底抜けの古坂大魔王でしょ。ボギャブラ思い出すよ。