アンチが多いことで有名な「世界の終わり」こと「SEKAI NO OWARI」。メジャーデビューから数年が経過し、皆さんも彼らの存在に大分「馴れ」が出てきたと思われる。しかし、現実は厳しく、今だに「嫌いなバンドランキング」の上位にノミネートされてしまっているのだ。
目次
嫌われる理由はメンバーにあるのかを考えてみる
まずは「SEKAI NO OWARI」のメンバーのプロフィールを確認し、嫌われる理由を考えてみよう。ちなみに在籍しているメンバーは皆、学生時代の先輩や後輩である。
メンバー紹介
Fukase(Concepter、Vocal)
現在の芸名「Fukase」になる前は「深瀬 慧(ふかせ さとし)」として活動をしていた。
本名に関してはネットなどで色々と説があるようだ。
セカオワの初代リーダー。バンドでは作詞作曲を主におこない、ボーカルとギターを担当している。2013年のアリーナ・ツアーを最後に、メンバーの中島にリーダーの座を譲るが、現在もバンド全体のコンセプトを提案するConcepter(コンセプター)として、セカオワ全体の世界観を創造し続けている。
有名なエピソードとしては、高校を中退しアメリカに留学するも、生活習慣や言語の違いによりパニック障害を発症、2週間で帰国する。その後、治療のため精神病棟の閉鎖病棟に入院。精神病治療薬の副作用に悩まされながらも、それらを乗り越え完治させる。
自らの理想や価値観をSNSで発信することが多く、たびたび「炎上」に見舞われる。そういった事情もあり「中二病」と評価されることが多い。
女性人気が高く“きゃりーぱみゅぱみゅ”や“益若つばさ”などの芸能人との付き合いが噂されている。はっきり言って羨ましい輩だ。
筆者が感じたFukaseの嫌われる理由
まず、写真を見ればわかる通り「かわいい系」の「モテ顔」だ。その時点で筆者も少しばかり Fukaseに敵意を向けてしまうのだが、顔面に関しては生まれ持った物であり、DNAの配列を恨むしかない。できれば筆者もスイートな感じの男子に生まれたかった・・・。
過去のエピソードに関しては「2週間で帰国ってwww」と馬鹿にされがちだが、引きこもりの筆者では、まず渡米の決断すら出来ないと思うので色々は言わない。あえて言うなら、ドラマティックなプロフィールである。成功したミュージシャン(イケメン)だからこそ成立する部分もあるが、「脆く繊細な精神を持ったイケメン」の需要って何だかんだ女性にはありそう。漫画の「NANA」とか共感するのは、やっぱり男性より女性だし。
そういった部分を考えると「はいはい、無理無理、現実見て」って感じの、現実的な人からは嫌われてしまいそうである。中2病チックな炎上率発言も、Fukaseだから許せないって感じも強く、アンチの皆さんも尊敬するアーティストの発言なら許容できる範囲でしょ?
世間的にはセカオワのメンバーで1番アンチが多いFukaseだが、筆者にとっては「そこまでって」感じ。しかし!きゃりーや益若との付き合いは嫉妬してしまう!!多分、彼を嫌っている層は、独創的なイケメン男子が嫌いな現実的な人か、重度のSaoriファンではないだろうか?
Nakajin(Leader, SoundProduce, Gt)
2013年より、2代目リーダーとして活躍しているNakajinこと中島真一。イメージ的には「帽子」に「メガネ」のコーディネートが多い。
「中島」という脇役感満載の名前ではあるが、バンドではギターやコーラス、全体のサウンドプロデュースを担当しており、セカオワの楽曲を支えるキーパーソン的な存在である。磯野の友達、野球大好き中島くんとは、やや立ち位置違うのだ。
中高大と運動部に所属していたスポーツマンで、メンバーからも「ストイックな性格」と言われている。
そんな、中島の趣味は「ラーメン食べ歩き」。妥協なきラーメン愛を語るため、DJ LOVEと共に東京ラーメンショーにトークゲストとして2年連続出演している。
筆者が感じたNakajinの嫌われる理由
どう考えても中島が嫌われる理由は見当たらない。きっと、ただのいい人。しかし、真面目で優しそうな性格なので、変にストレスを溜めてしまいそう。頑張れ中島!!
あえて言うならば、ハットとサングラスの感じが「ガンズ・アンド・ローゼス」のスラッシュに似ているため、熱狂的なファンはアンチ化するかもしれない。でも、中島は絶対良い奴だと思う!!やや、影は薄めだけど・・・。
Saori(ShowProduce、Pf)
「終末の世に舞い降りた天使」などと、勝手に筆者が評価しているのがセカオワの紅一点「Saori」である。ここ数年のトレードマークは「金髪」。筆者が踏まれてもいいと思っている女性の上位に位置している。それにしても美しい・・・。本名は藤崎彩織(ふじさき さおり)と、某恋愛ゲームのヒロインのような名前である。
バンドではピアノなどの鍵盤楽器を担当し、ライブでは舞台演出の指揮もとっている。セカオワの幻想的なステージングを支える重要な存在だ。
幼少期の頃よりピアノを始め、高校生になると「将来はピアノに関わる仕事がしたい」と思うようになり練習に没頭する。大学は音楽大学に通い音楽教師の免許を習得、ピアノ講師のバイトの経験などがある。是非とも指名したい。
性格は負けん気が強く向上心が強いタイプ。それゆえ、自身の感情を抑えることが幼少時代は難しく、小学校時代はイジメにあっていた。中学に入ると自然とイジメはなくなったが、Saoriはヤンキーになってしまう。その時出会ったのが1つ年上のFukase(ヤンキー)だった。
筆者が感じたSaoriの嫌われる理由
「美しい女性は正義」を掲げる筆者にとってSaoriは天使である。どんなに性格に欠点があろうと、その美しい容姿がある限り許容できてしまう。
大半の男性がそういった感じだと筆者は考えているんだけど。仮に「ブスのワガママ」と「美人のワガママ」同じワガママなら美人の方が許せちゃうでしょ?とは言え、若干のメンヘラ臭を感じる発言や気の強い性格は、将来的に同じ釜の飯を食う間柄になるには少しばかり壁になってしまう。「美人は3日で飽きる」って言葉もあるように、美しいSaoriにハイヒールで踏んでもらうのも毎日だと「痛いな」ってなり、やがて性格とかもやっぱり許せなくなるんだろうな・・・。
後、フカセと仲良すぎってとこが気にらない。フカセファンの女性からすれば「嫉妬」の対象だし、カミソリレターとか送られちゃうよね。筆者としても自分の「妻」が他の男とイチャイチャしてるのは見てられないし!!話が大分Saoriとの結婚生活の妄想に傾いてしまったが、彼女が嫌われる原因は、「やや我の強い性格」と「フカセファンの嫉妬」なのだろう。
DJ LOVE(SoundSelector, DJ)
セカオワのマスコット的な存在。子供人気を意識した「ピエロ」マスクなのだが、実際は子供から怖がられている。バンドでの役割は「サウンドセレクター」や「コーラス」、「パーカッション」を担当している。筆者の記憶ではドラム缶型の打楽器をバットで叩いていたのだが、ミュージック・ビデオではそういった行動は見られない。
性格はおおらかで、メンバーからも「怒った姿を見たことがない」と言われている。フカセの先輩にあたる存在。
DJ LOVEが嫌われる理由
セカオワメンバーの中では唯一素顔を隠しており謎に包まれた人物のDJLOVEだが、中島と同じく常識人にカテゴライズされている。DJLOVEの嫌われる理由は、ピエロマスクを被ってしまったこと以外思い浮かばない。しいて言うならば、そのミステリアスな存在の割に私生活が普通過ぎる部分ではないだろうか?文面から推測すると、結構マメで真面目な性格。
ここ最近は、自分で淹れたコーヒーを水筒に入れて持ち歩いています。
— DJ LOVE_SEKAINOOWARI (@DJLOVE_SNO) 2016年12月12日
コーヒーばかり飲んでいます。
ですが豆を挽いてすぐ飲む方が旨い。
自分でも思いますがとても洒落くさい。
意外に見つからなかった嫌われる理由
「SEKAI NO OWARI」が嫌われる理由を考えてみようと、まずメンバーを個別に調べてみたのだが、そこまで嫌われる原因が見つけることができなかった。フカセやサオリには、若干の精神性の難がある感じもしたが、ミュージシャンではよくあること。中島とLOVEに至っては、調べれば調べるほど「こいつ良い奴なんじゃね」ってイメージを持ってしまう。
とは言え、彼らは毎年「嫌いなバンド」の上位に属している。そういった状況になる原因としてはメンバー個人に問題があるのではなく、「SEKAI NO OWARI」というバンドの活動内容にあるのではないだろうか?メンバー皆で生活をしたり、自身らが活動するためのライブハウスを自ら作ったりと、少しばかりドラマチックな印象が強い。アニメや漫画など創作の世界では許される行動も、現実世界では「いい歳して夢見てるんじゃねーよ」的な目で見られてしまう。よって、メンバーに問題はないが、「SEKAI NO OWARI」の活動と絡むことでケミストリーして嫌われるって感じ?
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