culture time

独身貴族「カルさん」が音楽やアーティストについて独断と偏見で書きなぐっているブログ「カルチャータイム」です。否定も肯定も全てはアーティストへの愛を根底としています。

WANIMAを嫌うアンチユーザーの心模様を考えてみた話

やってみよう

 2017年に古巣であるPIZZA OF DEATHからワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル「unBORDE」へ移籍し、メジャーデビューするなんてニュースが発表されたのは、たしか3月位だったはず。そこから僅か数カ月後の11月後半には、まさかの紅白出演まで決定しまうなんて誰も予想していなかったのではないだろうか。

 

そんな喜ばしい状況の裏側で、残念なことに彼らに対するアンチユーザーが日に日に増加しているのだ。あれがダメだコレがダメだ、もう顔がダメだ、いや存在すら許さないなどなど、とにかく言いたい放題の無法地帯が広がり続けている。

 

本日はそんなアンチの皆さんの心模様を、勝手に筆者が考えたいと思います。コレさえ読めば、自らの愛するアーティストを否定されても、明日からきっとアンチユーザーに優しくなれるかも?

 

目次

 

WANIMAのポジティブさが苦手なんて、わざわざ発信している人の大半は、単なる捻くれ者なのではないだろうか?

Everybody!!

 ネットサーフィンでWANIMAが嫌いな理由を検索してみると、彼らを嫌いだと言っている層の皆さんは総じてこうおっしゃいます。「ポジティブの押し付けが嫌い」まさにアンチの皆さんがおっしゃる通り、彼らは限りなくポジティブを前面に押し出した音楽性とキャラクターを特徴としているのです。まるでラグビー部の顧問教師のような存在。暑苦しさ満点の押し付け感は、鬱陶しく思えてしまうのは当然のこと。確かに筆者もその辺の意見には共感ができ、アンチの皆さんにも近しい存在と言っていいでしょう。

 

 ですが、彼らの笑顔って何か色々と裏に隠した笑顔の気がしませんか?苦労している故の笑顔。例えるなら、片親の子供が友達の前では、おどけてみせているような、強がったポジティブな感じ。メンバー自身も苦労していたなんて話も聞きますので、そういった部分を隠しつつも世の中を元気にするため、彼らは常に笑顔で歌い続けているのだと筆者は考えています。

 

 きっと舞台裏では「おいはもう、いつでもニコニコしてるのは疲れたけん!!もう、こんなスタイルでの活動は辞めたか!!おいはクラッシャー藤原たい!!九州の破壊王に戻りたか!!」『藤さん、おい達が笑顔でいれば、元気になってくれる人達がようけおる。そんためにも、おい達が歯を食いしばってでも笑顔で頑張らな〜いけんばい』などと話し合っているはず。彼らの笑顔は単純なものではないのです。

 

 

 だからこそ「自分は陰キャだからWANIMAはちょっと苦手」なんてTwitterなどで発信しているアニメアイコンのアンチユーザーには「かまってちゃん」だなと筆者は感じてしまうのです。陰キャといってもジャンルは様々、人間関係が苦手な人なら、彼らの笑顔の裏側を感じ取れるはずだし、引っ込み思案な人ならば、彼らに憧れたり勇気付けられたりするはずです。もしくは、まったく興味を示さないかです。

 

   それをわざわざSNSで「WANIMAが苦手」なんて言っているアンチの皆さんの大半は、たいしてWANIMAについて調べることなく、イメージと周囲の評判のみで、WANIMA=ポジティブの象徴と考え否定しているのです。毛嫌いする対象は、実際のところWANIMAでも、バーベキューでも、夏の海でも、何だったいいんです。とにかくリア充という人々が好むものを否定し、自らを少数派に位置する特殊な人間と誇示したいのでしょう。そういった人々は、陰キャと言うより、ただの捻くれ者って印象が強いかな?

 

WANIMAのヤンキー風味が苦手って人は、マッシュルームカットのアーティストと喧嘩してみろ。絶対に後悔するぞ

あなたには負けない

 WANIMAってバンドを印象付ける重要なファクターとして度々上げらるのが、その特徴的なヴィジュアルである。とにかく目にうるさいガチャガチャした見た目は輩感も強く、健全に生きてきた方々からすると、関わり合うことのないタイプであるのは明白だ。っていうか、関わってもいいよって言われても関わりたくないでしょ。

 

 そんなイカツイ見た目を、常に全力のスマイルでカバーをしようとしているんだけど、やっぱり苦手な人には苦手ですよね。あと、思うのが、ここ最近国内で流行っているバンドの傾向。みんな小綺麗で繊細そうな人達が多くない?そういった環境だからこそ、WANIMAのヤンキー感がより際立ってしまうと思うんですよね。でも筆者としては友人にするならWANIMAの方がいいかなって思うんです。

 

 なんでかって?だってマッシュルームカットのミュージシャン、例えばクリープハイプの尾崎世界観とアンチユーザーみたいな性格の人が喧嘩になったりしたら、絶対にネチネチと後を引きそうじゃないですか、お互い意地の張り合いみたいになってしまって最終的には絶縁ってな感じで人間関係が終わりそう。

 

 その点WANIMAに関しては、そういった部分はとてもサッパリしていそうで、「色々ムカつくこともあったけど、一回ずつ殴り合って終わりにしようぜ」ってな感じに、後腐れなく仲直りできそうな輩感。サッパリ終わったけど、僕の奥歯もサッパリしちゃった、なんて事もあるかもしれませんので、どちらを取るかはアナタ次第って感じですが、相手から仲直りの提案をしてくれる方が気楽じゃありませんか??

 

自称音楽上級者が嫌うWANIMAの音楽性

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 皆さんの周りにもいらっしゃいますよね?音楽に陶酔しすぎて他者を蔑む自称音楽上級者。そういった人々の大半は音楽に芸術性や精神性を求めるため、誰にでも理解できるジャンルは毛嫌いする傾向にあります。そういった価値観の違いがあるため、誰でも楽しめ、誰でも理解できるWANIMAのような大衆的な音楽は、批判の対象として格好の存在なのです。ですが、よくよく考えてみてください、芸術性や精神性の高い音楽を好む高等な音楽愛好家が何故、WANIMAのような大衆ミュージシャンを叩く必要があるのでしょうか?

 

そこに自称音楽上級者と高等音楽愛好家の違いがあるのです。本来、芸術とは全ての人々に等しく理解されるものではなく、「価値のわかる人間」が見ることで初めて理解できる深みのあるものです。そういった階層に属する人達がわざわざWANIMAの音楽性をどうこう言う必要があるのでしょうか?というかむしろ存在すら知らないのが普通かもしれません。それは、そういった人々の話題や情報網に“WANIMA”なんて単語が出ることがないからです。簡単に言えばアンテナに引っかかること自体がないのです。

 

 それ程までに価値観に違いがあるにも関わらず、わざわざWANIMAを否定する音楽愛好家は、総じて自称上級音楽愛好家だと思っていいでしょう。

 

「いやTVの音楽番組で・・・」「TVCMなどで耳にするから」なんて事を言う人もいるかもしれませんが、例えばクラッシック音楽の愛好家の方々が、わざわざCMのBGMや民放のポップス番組にケチをつける必要があるのでしょうか?だって興味のないジャンルの音楽ですよ?それをわざわざSNSで「TVを付けたらWANIMAが出てる。まじダセえ」なんて発信してしまう自称上級音楽愛好家は、自分自身が聴いている音楽の偉大さやセンスをひけらかすためだけに、WANIMAやリスナーをバカにしているのです。要は音楽愛好家としてのマウントを取りたいだけなんですよ。