猛暑の夏も終わり、すっかり秋らしい気候となってきた10月。目立ったイベントもなく、12月へ向け日々淡々と暮らしている方も多いと思われる。そんな地味なシーズン10月を少しでも盛り上げようと、海外文化である「ハロウィン」がメディアや若者を中心に注目されている。
「ハロウィン」は古代ケルト人が起源といわれる祭りである。秋の収穫を祝うとともに、悪霊などを追い払う宗教的な意味合いを持ち合わせている。しかし、現代ではアメリカの文化的なイメージが強く、日本国内で行われている「ハロウィン」もその流れを受け継いでいる。
そんな伝統的なイベントであるハロウィンなのだが、日本国内では10代から30代くらいの人々が中心となり、皆でワイワイ「仮装」を楽しむ「コスプレイベント」的な印象が強くなっている。
ハロウィンも間際に迫り、仮装にお悩みの方も多いと思われる。そんな皆さんのため、筆者がオススメの仮装向けのアーティストを紹介しょう!!
「仮装」するなら個性を出そうよ!!
ハロウィンへの参加人口も年々増えているが、1点だけ気になることがある。
「マリオとルイージの仮装多くね?」
ハロウィンの性質上、夜のコスプレイベント的な印象も強いので、「ハロウィン」⇒「パリピの男女が出会う」⇒「夜はジャック・OH・ランタン」というパターンで、年々「義兄弟」が増えていってしまい、そういった事情を可視化するためにマリオとルイージの衣装を選ぶのなら筆者は問題ないと思う。
もし「なんとなく」マリオとルイージを選んでいるならば、それは間違いである。せっかくの仮装イベントで個性を主張出来ないなんて勿体無い話だ。
「だからお前は毎年ルイージなんだよ!!」と言われないためにも、個性を出していくことをお勧めする。
アーティストの お勧めコスチューム① エンターテイメント溢れる悪魔の使い「KISS」
言わずと知れた伝説的ハードロック・バンド「KISS(キッス)」
1973年にアメリカで結成された同バンドは、当時は「悪魔の使い」と言われ、親御さんから疎まれる存在であったが、今となってはロック・バンドの神へと生まれ変わり、シングル・アルバムの売上累計は全世界で1億枚を突破している。
とにかく知名度が高く「認知・インパクト・お手軽さ」の三拍子が揃っているため、ロックファン以外での着用率も高くやや定番気味の仮装となってしまっている。
さらに個性を出したいなら「口から火炎放射」の練習は必須だろう。
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アーティストの お勧めコスチューム② オーストラリアが産んだスーパースター「AC/DC」
バンドTシャツで大人気の現役ハードロック・バンド「AC/DC」
アメリカのバンドというイメージが強い彼らだが、意外や意外、結成はオーストラリアはシドニーである。バンド名はバイ・セクシャルを表す隠語的な意味もあるらしい。(狙ったのではなく偶然)
紹介したいのは、リード・ギターであるアンガス・ヤングのコスチュームだ。彼の衣装はブレザーに半ズボンとハイソックスを着用し、ランドセルを背負ったスクールボーイスタイル。
いつまでも少年の心を忘れたくない人向けのスタイルなのだが、ギターを持っていないと少しわかり難いかもしれないため、こちらのコスチュームを着用する際は、是非とも「SG」のギターを合わせてもらいたい!!
小太り体型向けの仮装となっている。
アーティストのお勧めコスチューム③ The Misfitsが認めた!正当フォロワー「BALZAC」
カルトパンクバンドとして有名な「The Misfits(ミスフィッツ)」からも公認されている、正当フォロワーバンドが「BALZAC(バルザック)」だ。
単純に「スカルスーツ」だけならミスフィッツを紹介するのだが、彼らの衣装は頭から被る「紙袋」が追加されている。そのため、 仕事帰りにハロウィン会場に向かう場合も、髪型などを気にせず「紙袋」を被って「スカルスーツ」を着用するだけで簡単に準備が整う。まさに、忙しい方にオススメのコディネートである。
全体的に低コストで簡単に揃う品が多いので、手間を掛けずに個性を出したい場合に重宝するスタイルとなっている。
アーティストのお勧めコスチューム④ 人気爆発!鋼鉄少女「BABY METAL」
現在人気爆発中の「BABY METAL]は、世界で1番有名な「アイドル」といっても過言ではない。最近では海外での人気っぷりがTVなどで取り上げられることも多く、音楽に興味がない方からの認知度も高くなっている。
問題点としてはコスチュームの入手が難しく、現状は「ベビメタ風」や「オーダーメイド」という状態となってしまっているため、完成度を追求する場合は「コスト」と「手間」がかかってしまう。
男性の着用も可能だが、一般層の多いハロウィン会場ではやや引いた目で見られる可能性が高くオススメはできない。
アーティストのお勧めコスチューム⑤ シンプル・イズ・ベスト!追求された機能美「QUEEN」
世界中に多くのファンを持つ伝説的ロック・バンド「QUEEN」は、その 優れた音楽性とモンスター級のセールスが讃えられ「世界でもっとも売れたアーティスト」として名を連ねている。日本国内での人気も高く、TVCMなどにも楽曲が使用される機会も多い。
今回オススメするコスチュームは、ヴォーカルのフレディ・マーキュリーが1987年後半よりステージで見せた「裸サスペンダー」である。
頼りない二本の紐と侮るなかれ!ひとたび着用すれば変態性は抜群に向上し、単純な半裸では得られない独特の個性が手に入れられる。まさに魔法のアイテム。「裸でサスペンダーを付ける意味なんてあんの?」なんて野暮ったい考えは捨ててしまおう!
さらにYシャツの下にサスペンダー着込んでおけば、後は脱ぐだけというシンプルな段取りで準備が終わるため、忙しいあなたもギリギリまで仕事に没頭できるはず!!
新宿2丁目付近での着用は、挑発行為と捉えられる可能性が高いので注意が必要だ。