「ロック」とは、世界中に星の数ほど存在する音楽ジャンルの1つである。そんな誰しもが知っている一般的な言葉に筆者は数十年もの間憧れている。
誤解しないで欲しいが、ミュージシャンに成りたいと言っている訳ではない。ただただ「ロック」という言葉に憧れているのだ。
「ロックは音楽のジャンルだろ?言葉に憧れるとか意味がわからない!」と言われてしまいそうだが、「ロック」という言葉には「ジャンル」という意味合いだけではなく、精神性を表したような「あーそれそれ、マジでロックだよね!」的な部分も存在している。筆者が憧れている「ロック」はそういった使い方であり、円熟した大人を目指す筆者としては是非とも使いこなしておきたい魔法の言葉なのである。
本日は、そんな用途が難しい「ロック」という言葉が日常生活でどこまで使用できるかを考えてみよう。
まず参考にしようと思ったのが ロック界の異端児「内田裕也」氏
「ロック」という言葉を使用するにあたって参考にしたいのが、1960年代の国内ロックシーンを牽引したミュージシャンである「内田裕也」氏だ。
同氏は、ロック界の異端児として今なお現役で活動を続けており、過去にはビートルズの来日公演の前座を務めるなどの実績を持っている。
しかし、自らも語るように「代表曲」などと呼べるような作品には恵まれおらず、それでも長きに渡り「ロック界のご意見番」的なポジションに位置しているのは、「ロックンローラー内田裕也」としての存在感によるものだろう。
そんな同氏の口癖は「ロックンロール」。まさにうってつけの存在だ。
謝罪会見時に使用した「ロック」は参考になるのか!?
2011年に強要未遂と住居侵入の疑いで逮捕された内田裕也氏。
起訴猶予処分により警察署から釈放された際に開かれた謝罪会見にて「ロック」という言葉が使用されている。
ロックンロールに免じて、ひとつ勘弁してください
あれ・・・なんだろうか?筆者が求めていた言葉の使い方とは若干の違いを感じてしまう。
なんとなくニュアンスは伝わってくるのだが、これではロックンロール=その場の感情の高まりで犯罪行為を行う「無法者」のイメージになってしまうではないか!
今回のシュチュエーション的には、生粋のロックンローラー内田裕也氏が使用するからこそ輝いた言葉であり(批判は多い)、筆者のような地味で堅実な社会生活を行っている人間が使用するには難しいと思われるので、もっと日常的な状況での使用を考える必要がある。
日常的なシュチュエーションで「ロック」という言葉を使ってみよう
実際に筆者の生活を参考に「ロック」とい言葉を安全に使用できるか考えてみよう。
美容院にて散髪の際に使用してみる。
(店員さん)本日はどんな感じにいたしますか〜?
(筆者)う~ん 取りあえずロックな感じで。
(店員さん)ロックな感じですね?かしこまりました!
3時間後
(店員さん)お疲れ様です〜 いかがですか〜?
(筆者)あ・・・ロックなかんじですね・・・
あくまでイメージだが、一般的な社会生活は送れなくなりそうなので美容院で使用するのはオススメ出来ない。美容師さんのロックに対する感覚で髪型が変わる可能性が高いため、思わぬ結果を招くことも・・・
オススメ度 ☆・・・・
友人の相談に乗った時に使用してみる
(友人)なんで離婚なんてしちまったんだろう・・・もっと優しくしてれば良かったのかな?
(筆者)・・・・・・・・
(友人)俺がもっと嫁のこと考えてあげられれば良かったんだよな?そんなこと今更言っても遅いのはわかるんだけどさ・・・
(筆者)・・・・・・・・
(友人)今ならもっと優しくできると思うんだよ!時間が戻せればな・・・
(筆者)ロックじゃねーな・・・
(友人)うじうじしてても仕方ないよな!!ありがとう明日から頑張るよ!!
かなり賭けに近い状況ではあるが、相手が勝手に「女々しくしてても仕方ない!男らしくがんばるよ!」的に解釈してくれれば良き方向に迎えるだろう。見た目の風格も必要なきがするが・・・
オススメ度☆☆☆・・
まとめ (ネタ切れ)
ネタ切れかつ、話も盛り上がらないのでここで話を終わらせてもらおうと思うが、ロックという言葉は日常的な会話に使用することは可能だ。しかし、相手の受け取り方次第の部分が大きいため、ある程度、意思疎通が取れている相手に使うことが望ましい。