culture time

独身貴族「カルさん」が音楽やアーティストについて独断と偏見で書きなぐっているブログ「カルチャータイム」です。否定も肯定も全てはアーティストへの愛を根底としています。

一度でいい。ライブ会場で旗を振りたい。それが今の僕の願いだ。

筆者にとって12月とは忌々しいシーズンだ。イベント事も多く、担当している業務も繁忙期となるため、12月の後半ともなれば「ウォーキングデッド」のゾンビ役に抜擢されてもおかしくない風貌に変わってしまう。そんな危機的状況が目前に迫ったシーズンながら、やっぱり月間の記事数はキープしておきたいという想いも強く、こうして前半のうちに遺言のようなブログを更新することにしているのだ。

 

そんな極限状態に落ち至った人間がまず向かうのが「妄想」である。苦痛を和らげるために人間にだけが許された現実逃避。全ての判断能力を失った「生ける屍」になる前に見える一筋の光。

 

非現実の世界だからこそ許される甘美な妄想に身を置くことで、一時でも心の平穏が保たれる。そんな時に決まって考えるのが「三途の川」などではなく、広大なライブ会場で「旗」を振っている自分の姿なのだ。そう、筆者は予てより旗を振ることに憧れ続けているのだ。

 

 

目次

 Stay Alive

 

 一度きりの人生、漢だったら旗を振れ

輪廻転生という言葉が実在しない限り、人生は一度きりしかない。

 

やや重たげに響く言葉ではあるが、そんな言葉も小汚い居酒屋に行けばいくらでも聞くことができる。

 

なんの仕事をしているかもわからないようなオヤジに「兄ちゃんはまだ若い。人生は一度しかないんだぜ。俺みたいに後悔をしてほしくないから、兄ちゃんには未来にむかって頑張って欲しいんだよ」なんて、ありがたい言葉を聞くのはうんざりしている。出来ることなら貴方の汚れたバトンは託されたくない。

 

でも、人生って確かに一度しかないのよね。だからこそ筆者は、一度でいいから大舞台で「旗」を振ってみたいのだ。1つだけ誤解しないでほしいのが、筆者は、愛国心を貫くために「日の丸」を掲げたいわけではない。アーティストに対する敬意を払うために旗を振りたいのだ。

 

仮に「Soulfly」が来日するならば、当然ブラジル国旗を振り回すし。「Kid Rock」のライブならアメリカ国旗を用意するだろう。以上のように、筆者が旗を振る背景には愛国心のかけらもないのだ。

 

憧れの舞台「ウッドストック・フェスティバル」

www.youtube.com

 筆者がもし旗を振る機会があるならば、是非とも憧れの舞台である「ウッドストック・フェスティバル」を選びたい。WIKIなどを見ていると、アメリカを象徴するフェスなどとも書かれているため、添付した動画は正式「ウッドストック・フェスティバル」なのかは不明だが、雰囲気は伝わってくると思う。まさに、こういった広大な野外会場を舞台に、尊敬するアーティストのため旗を振り回したいのだ。

 

しかし、問題点がある。海外のライブを希望したいが、出不精の筆者には移動がネックとなる。出来ることなら夜には家に帰りたい。妥協できても一泊二日位が限界だ。果たして国内で旗を振る機会はあるのだろうか?少しばかり調べてみよう。

 

果たしてライブに「旗」は持ち込めるのだろうか?旗を振れるアーティストを検索だ!

グーグル先生にて「旗」「持ち込み禁止」「ライブ」を検索してみよう。

 

EXILE TRIBE

一番最初に出てきたのは「EXILE TRIBEのライブマナー」についての記事だ。馴染みの薄いアーティストなのだが、グーグル先生は筆者の質問に適したサイトを出してくれたはずだ。一応確認してみよう。

 

え・・・EXILEのファンって旗を振って応援するの?マジで?知らなかった。

EXILE LIVE TOUR 2015

こんな貧弱な旗、MANOWAR先輩だったら秒で折ってしまう。筆者の振りたい旗はこんな貧素な旗ではない。2m以上の棒に括りつけた旗だ。よってEXILEはなし。それにしてもMANOWAR先輩、昔と比べて筋肉が減っていませんか・・・。こんなんじゃEXILEの野郎に舐められますよ。

 

MANOWARについて

ヘル・オン・ウィールズ・ライヴ

マノウォー(Manowar)は、アメリカのヘヴィメタルバンドである。 1980年、ブラック・サバスのツアーにパイロテクニクス及びベースの技師として同行していたジョーイ・ディマイオと、ツアーのオープニングアクトを務めていたShakin' Streetのロス・ザ・ボス(英語版)が意気投合して結成された。バンド名の由来は軍艦を意味する"Man of War"から。 真のヘヴィメタルを標榜する彼らは「偽メタルに死を」 (Death to False Metal)を合言葉に掲げ、1982年に『地獄の鎮魂歌』 - Battle Hymnsでデビュー。力強くドラマティックな楽曲にエリック・アダムスのシャウト、ジョーイ・ディマイオの"光速"ベースが特徴。 右拳を握り締め、その手首を左手で掴んで頭上に掲げるポーズは「マノウォー・サイン」あるいは「サイン・オブ・ハンマー」と呼ばれており、彼ら自身やファンの間だけではなく、他のバンド、ミュージシャンもライヴなどでポーズをとる事がある。

引用URLマノウォー - Wikipedia

簡単に言えばメタル界の筋肉神。

 

 JUSTIN BIEBER

続いて出てきたのは、世界の悪童「JUSTIN BIEBER」のライブ特設ページである。世界のジャスティンならば、フラッグの持ち込み位は許してくれるはずだ。持ち込み禁止物を確認してみよう。

※ビン・缶類、レーザーポインター、違法なグッズ、バルーン類、武器、火器類の持込みはできません。キャリーバッグなどの、大きなお荷物の持込みもお断りさせていただきます。
※飲食物の持ち込みはできません。客席内への『水』以外の持込は禁止です。持込の場合はペットボトルは『フタ無し』、もしくは紙コップのみとなります。

引用URLJUSTIN BIEBER | UPCOMING ARTIST | CREATIVEMAN PRODUCTIONS

 

 特に「旗」や「フラッグ」等の持ち込みに対する記載はない。しかし、「大きな荷物」の持ち込みはお断りとなっている。2m位のフラッグは可能なのだろうか?アンドレ・ザ・ジャイアントと比較すれば、そこまで大きいとは思えないが・・・。

それよりも注意書きの「武器」「火器類」の持ち込みの禁止の言葉が気になる。日本でのライブだぞ・・・。流石だよジャスティン。

 

 フジロック・フェスティバル

どうやら検索方法が悪かったらしい。野外フェスの持ち込み禁止物について調べてみよう。取りあえず「フジロック」で検索だ!

 

 会場内での傘の使用は禁止です。
 モッシュ、ダイブ等、危険な行為は禁止です。

またセルフィースティックの使用は他のお客様の迷惑になりますので、ステージ前方・および混雑時・移動しながらの使用は禁止致します。

会場内では他の来場者の視界をさえぎるタープ、パラソル等の持ち込みはお断り致します。

 引用URLフェスティバル注意事項|フジロックフェスティバル '16

 

意外に規定が細かい。数々のトラブルを乗り越えてきた結果だとは思うが、細かい。それにしてもセルフィースティックへの記載はあるのに「旗」や「フラッグ」の記載が無いってはどうなんだ?「来場者の視界を遮る」「傘の禁止」って部分に該当するのか?4m位の旗なら視界も遮らないし問題ないのか・・・?筆者は一体何処で旗を振ればいいんだ。

 

長渕剛

www.youtube.com

やっと見つけた旗の振れる会場。しかし、なんだか筆者のイメージとは違う。筆者のイメージしている大きな旗も振られているが、何かが違う。これは国民集会か?筆者には愛国心的な思想はないぞ。

 

日本を代表する霊峰富士をバックに、盛大に行われた野外ライブ。オーディエンスの皆さんも日の丸の旗を振る壮大なものだ。見事なまでに「日本」を掲げたライブなのだが、演出ではアメ車に乗り会場を駆け巡り、バックバンドは外国人。なんてカオスなライブなんだ!!旗を振る以前に、色々と突っ込みたくなってしまう。現段階では、筆者がイメージする旗を振る会場は国内には無いらしい。残念。でも、このライブDVDには非常に興味がある。

 

富士山麓 ALL NIGHT LIVE 2015(5CD+DVD)

富士山麓 ALL NIGHT LIVE 2015(5CD+DVD)

 

 

 

これからの忘年会シーズンのカラオケが苦手な方はチェック↓ 

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