夏の定番アイテムとして多くの人々が着用している“バンドＴシャツ” 最近ではテレビ番組などでも特集が組まれ、その人気はとどまることを知らない状況である。
確かに街を歩けば、バンドＴシャツに身を包んだ方々を多く見かける。特に女子。しかもカワイイ。なぜかMETALLICAばかり。
「そうか！これがリバイバルなのか！さーみんなでMaster of Puppetsを歌おうではないか！」
しかし、インターネットで検索してみると、どうやら筆者の考えは間違っていたらしい・・・・
本日は注目の理由と、Tシャツのアーティストについて紹介しよう。
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目次
リバイバル
国内外の著名人も着用しているバンドＴシャツ
アーティストに対する信仰心を誇示するだけではなく、夏の定番衣類としての揺るぎない地位を確立し、オシャレ女子から汗臭いメタラーまで、全てを包み込む包容力を持ったスペシャルアイテムが“バンドＴシャツ”である。
そんなバンドＴシャツが今、サブカル女子だけではなく一般層からも注目を浴びている。
そういった事情についてインターネットで調べてみると、その発端は国内外のカリスマ・アーティスト達にあったようだ。決してメタルブームが到来した訳ではないので、カーゴパンツにバンドＴの長髪メタラーの皆さんは誤解しないでほしい。
それでは、そんなバンドＴシャツを着用しているカリスマたちを紹介しよう。
ONE OK ROCKヴォーカル・ＴＡＫＡ着用のMETALLICA・Tシャツ
世界で活躍するロックバンド・one ok rockのヴォーカルを務めるＴＡＫＡもバンドＴシャツを愛用している著名人の一人である。
国内の若年層を中心にカリスマ的な人気を誇る彼は、音楽性だけではなくファッションアイコンとしても注目の存在だ。
TAKAはMETALLICA（メタリカ）のＴシャツを多数所有しており、インスタグラムなどでも着用している画像が多数見られる。
そのため、メタルに縁もゆかりもないワンオクファンの女子がメタリカＴシャツを着用しているパターンも多く、とある掲示板では「TAKAの着ているMETALLICAというブランドは何ですか？」と質問している人もいるようだ。
メタル界の絶対王者・METALLICA
８０年代にアメリカで結成されたスラッシュメタルバンド。
スレイヤー、メガデス、アンスラックスと共に「メタル四天王」と呼ばれ崇拝されている。中でもMETALLICAは、世界的に絶大な人気を誇っており、メタル界の頂点に君臨するバンドである。
ＴシャツのデザインはイラストレーターのPushead（パスヘッド）が務めており、日本国内でも非常に人気が高い。
これから紹介するバンドとは違って問題行動も少ないので、老若男女の皆さんも安心して着用することができるはずだ。
世界のスターも注目のメタリカ Ｔシャツ↓
世界の問題児Justin Bieber着用のMarilyn Manson・Ｔシャツ
日本好きで有名な、世界的悪童Justin Bieber（ジャスティン・ビーバー）もバンドＴシャツを愛用している。
若きセレブとして世界に名を轟かせているJustin Bieber。彼が日本を愛する理由を幾つか紹介しよう。
「嫌われてないから」
「空港で卵を投げつけられない」
「街を歩いてても殴られない」
「外で拳銃をつきつけられない」
どんだけ世界で嫌われているんだよ！！と感じてしまうコメント。
そんな悪名高いジャスティンだが、東日本大震災に見舞われた日本を励まそうと真っ先に来日し、ライブを行った話は有名である。映画版のジャイアンみたいな印象だ。ありがとうジャスティン！！
話がそれてしまったが、写真でジャスティンが着用しているバンドＴシャツはMarilyn Manson（マリリン・マンソン）のものである。
Marilyn Mansonの存在を知らないカワイイレディは、古着屋さんでＴシャツを見つけても買っちゃダメだからね！と筆者は伝えておく。
だってMarilyn Mansonは色々な意味で、Justin Bieberよりもぶっ飛んだ人物なんだもん。
アンチクライスト・スーパースター・Marilyn Manson
１９８９年にフロリダで結成される。バンド名の由来はアメリカの女優“マリリン・モンロー”と連続殺人鬼“チャールズ・マンソン”の名前を掛け合わせたものである。
デビュー当時は過激な音楽性や風貌だけではなく、マンソン自身の行動や思想が反社会的だと吊し上げられることも多く、ライブ会場の周りには多くの抗議団体が押し掛けたこともある。
ジャスティンは「お騒がせ」マンソンは「危険」という認識で問題ないだろう。
そんなマンソンもジャスティン同様に親日家アーティストと言われている。過去にはサマーソニックやラウドパークなどのフェスにも出演し、過激なパフォーマンスで多くのオーディエンスを狂気の渦に巻き込んだ。
反宗教や性的な表現をライブパフォーマンスとして行い、多くの健全な大人達から批判を受けるマリリン・マンソン。そんなバンドＴシャツをデザインだけで着てしまうと、そういった思想の持ち主に思われてしまう可能性もあるので注意しよう。
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全米を虜にした Selena Marie Gomez着用のGuns N' Roses・Tシャツ
歌手や女優として活動するSelena Marie Gomez（セレーナ・マリー・ゴメス）もバンドＴシャツを着用している著名人だ。
アメリカの超人気ドラマに出演していた彼女は、全米中のティーンの憧れの存在である。
セレーナは芸能活動だけではなく慈善活動にも力を注いでおり、２００９年には１６歳という若さでユニセフ親善大使に任命された。
容姿だけではなく内面も美しいという聖女のような存在。上で紹介したジャスティンやマンソンとは真逆に位置した天使である。
そんな彼女も１つだけ残念なことがある。
以前にジャスティン・ビーバーと交際し破局しているのだ・・・
なぜ選んだダメ男・・・
そんな彼女が着用しているのは、GUNS N' ROSES（ガンズ・アンド・ローゼズ）のバンドＴシャツ。
セレーナはダメ男が好きなのか？
究極の気分屋・GUNS N' ROSES
１９８５年にアメリカ・ロサンゼルスで結成されたGUNS N' ROSES。
「歴史上最も偉大なアーティスト１００組」にも選ばれた彼らの人気は凄まじく、世界中で１億枚以上のアルバムをセールスしており、２０１２年には“ロックの殿堂”入りを果たした。
素晴らしい実績を持ったGUNS N' ROSESだが、多くのトラブルを巻き起こした問題バンドとしても名を轟かせている。その原因の大半は、ヴォーカル務めるアクセル・ローズにあることはロック界では周知の事実となっている。
「究極の気分屋」と言われたアクセルの行動を箇条書きにしてみよう。
- 盗撮している観客とカメラを奪いあいライブが中断。更に警備員の対応も気に食わないと、怒り散らしたアクセルがステージを下りライブは中止。観客怒りのあまり暴動を起こす。 通称 セントルイスの暴動
- メタリカとのダブルヘッドライナーを務めた公演にて、メタリカのヴォーカルがステージ事故のためライブを途中で中止。通常通り演奏を始めたガンズだったが、「喉の調子が悪い」とアクセルがセットリストを短くしてしまったため、不満を爆発させた観客が暴動を起こす。 通称 モントリオール暴動 こちらに関しては「不運」としか言いようがない内容だが一応紹介しておく。
- 有名な遅刻魔のアクセル。公演開始時間になっても演奏が始まらないことが多く、過去にはアクセルなしでライブを開始したこともある。ライブ終了後、メンバーは怒りのあまり楽屋を破壊してしまった。
- ライブ前に仮眠を取っていたアクセル。指定した時刻に起こすようにスタッフに指示を出しておきながら、いざ時間通り起こすと激怒し、スタッフが気にらないと解雇を言い渡す。
多くのトラブルの原因となったアクセル。当然メンバーとの関係もうまくいかず、アクセル以外のオリジナルメンバーは全て脱退してしまっている。
まとめ メタラーのオジサン達は勘違いしないでね。
街中でバンドＴシャツを着用した人を見つけても、メタラーの方々は同志ではないので、うかつに話しかけたりしないように注意しよう。着用者の大半はファッションを意識しており、バンドへのリスペクトや思想の共感で着ている訳ではない。
いまだにメタラーと一般層では大きな壁があり、紹介したHER NAME IN BLOODの動画のような共感や一体感は簡単には生まれることはない！！
バンドＴシャツを着用している人が増えたのは、ティーンのカリスマ達の影響が大きいのだ。
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